■ 今年生まれたブリ幼魚は本県では7月頃からボウズやコゾクラと呼ばれるサイズで定置網に入網し始め、10月頃にはフクラギと呼ばれるサイズに成長します。今年7~9月の主要10港の定置網によるフクラギの水揚量は179トン(速報値)であり、過去5年平均(205トン)並みでした。
■ 10~11月のフクラギの水揚量については、11月1日時点の能登半島北西沖の50m深水温が低い年ほど多い傾向がみられ、今年の水温は過去5年平均より高いと予測されています。水温と水揚量の関係式から、10~11月の水揚量は129トンと見積もられ、前年(111トン)および過去5年平均(149トン)並みと予想されます。
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