■ 今期(2023年11月~2024年3月)の定置網による寒ブリの水揚量は1,508トンで、前年(573トン ) および 過 去 10 年平均( 451 ト ン ) を 上 回り、1995年以降で最も多くなりました。今期は12月初旬から豊漁が続き、2月初旬までまとまった水揚げがみられました。漁海況情報533号では、今期の水揚量は545トンで、過去10年平均を上回ると予想しましたが、予想をさらに上回る水揚量でした。好漁になった要因として、日本海北部沿岸の水温が高く、寒ブリが能登半島沿岸に来遊しやすい海況であったことが考えられます。
■ 今期(2023年10月~2024年3月)の定置網によるフクラギの水揚量は511トンで、前年(236トン)および過去5年平均(292トン)を上回りました。今期の水揚量は、漁海況情報531号では10~11月は129トン、同534号では12~3月は88トン、合計217トンと予想しましたが、それを上回る水揚量でした。
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