■ 調査船白山丸は10月6~8日に金沢沖の水深375~500mの海域でアマエビ(標準和名:ホッコクアカエビ)の分布量調査を行いました。この調査は、金属枠に袋網をつけた漁具を30分間曳網し、漁獲したアマエビの量や大きさから、今後漁獲対象に成長する小型エビ(若齢エビ)の分布量を調べるもので、例年夏と冬の年2回実施していますが、本年度は白山丸運航スケジュールの関係で、10月に実施しました。
■ 前回調査で採捕尾数の多かった2021年生まれ(3歳)と2022年生まれ(2歳)は今回調査でも比較的多く採捕され、これらの年級群が漁獲対象に成長する2025年と2026年には良好な漁獲加入が期待できます。一方で1歳(2023年生まれ)の採捕数は少なく、同年級群が漁獲対象に成長する2027年の漁獲加入は少ない可能性があります。
■ 県内主要港における2024年1~9月のアマエビ水揚量は408トン(前年同期比74%)でした。
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