2026年8月4日火曜日

日本海スルメイカ長期予報 (期間:8月~12月)

 

水産研究・教育機構、並びに本県を含む北海道から鳥取県の7道県の調査船が6月中旬から7月中旬に日本海54点でいか釣りによる漁場一斉調査を行い、スルメイカの分布や魚体サイズ(外套長)を調べました。水産研究・教育機構が発表した来遊量の見込みの概要は以下のとおりです。

来遊状況 全調査点の釣機11時間当たりの漁獲尾数(CPUE)の平均値が来遊量の指標になります。今年の平均CPUE0.20尾であり、前年(0.30尾)を下回り、過去最低となりました。

分布状況と魚体サイズ 調査海域の全域でCPUEは低く、スルメイカが高密度に分布する海域はありませんでした。外套長が18cm台の個体が最も多く、前年(17cm)並でした。一方、前年に比べ、外套長が小さい個体が高い割合でみられました。

来遊量の見込み 以上の結果から、812月の日本海全体の来遊量(漁獲量)は前年を下回ると予想されます。海域別の予想は以下のとおりです。 

道北・道央: 前年を下回る

道南・津軽: 前年を下回る

本州北部日本海: 前年を下回る

西部日本海: 前年を下回る

沖合域: 前年並

本予報の詳細については下記URLの資料をご覧ください。

日本海スルメイカ長期漁況予報:https://www.fra.go.jp/home/kenkyushokai/press/pr2026/fri_20260731_surume-jpnsea.html




調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:6月23日~24日、7月7日~13日)

 

■ 調査船白山丸は62324日、7711日に能登半島沖から日本海中央部の定点でいか釣りによる漁場一斉調査を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機11時間当たりの漁獲尾数)は00.86尾でした。全定点の平均CPUE0.14尾で、過去5年平均(0.74尾)を下回りました。


■ 調査船白山丸は71213日に 漁場一斉調査に引き続き、イカ釣り調査を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE0.030.06尾でした。


■ これらのことから、調査時点の能登半島沖から日本海中央部のスルメイカ分布量は低水準であったと考えられます。




小型いか釣りのスルメイカ水揚状況 (期間:5月1日~7月20日)


■  202651日から720日の小型いか釣りによるスルメイカの水揚量は425トンで、前年(572トン)および過去5年平均(648トン)を下回っています。


■  今年の銘柄(1箱当たりの入り尾数)別の箱数割合は、前年と同様に、30尾入りが最も高くなりました。一方、過去5年平均と比べ、全体に占める40尾以上入りおよび30尾入りの割合が高くなり、魚体はやや小型となっています。


■  延べ入港隻数は1,476隻と前年(1,512隻)並みで、過去5年平均(2,034隻)を下回っています。なお、能登半島地震で被災した港の復旧工事が行われている関係で、他県の小型いか釣り漁船が水揚げできる港は西海と小木のみとなっています。


■  入港1隻当たりの水揚箱数は57箱で、水揚げが低水準であった過去5年平均(60箱)並みとなっています。




石川県周辺海域の海面水温 (期間:7月15日~21日)

 

石川県周辺の海面水温 717日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は2526℃台であり、過去5年平均との差は-1.0~+0.5℃程度でした。


沿岸観測ブイの水温 今期の平均水温は25.326.1℃であり、前年同時期との差は-1.0~-0.1℃、過去5年平均との差は-0.1~+0.7℃でした


港内の水温 今期の平均水温は26.327.6℃であり、前年同時期との差は-2.7~-0.1℃、過去5年平均との差は-1.3~+0.9℃でした。