(標準和名)センニンフグ 平成21年11月18日、宇出津港で確認(尾又長51.5 cm)。
市場調査日誌 センニンフグ
平成21年11月18日、宇出津港の定置網で見慣れないフグが獲れました。これは、「センニンフグ(フグ目フグ科)」という魚です。
(注意!)
体のあらゆる部位に毒性があり、販売することが禁止されていますので、ご注意ください。
沖縄県衛生環境研究所の報告書(2006)によると、沖縄近海産のセンニンフグは、筋肉・皮膚・精巣・卵巣・肝臓等の部位にテトロドトキシンという強力な神経毒を持っていると報告されています。過去に食中毒事例が起きているようです。
体側に幅広い1銀白色帯が縦走し、体の背方は暗灰色で多数の小黒色点が散在し、体の腹方は銀白色であるのが特徴です。また、体表の、背面と腹面、あるいは腹面のみに小棘の分布域があります。本種は、南日本、インド洋・西太平洋域に分布する暖海性の魚で、体調は1mにもなるようです。
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