調査船白山丸は10月18日から23日に日本海中央部の大和堆周辺海域でイカ釣り操業を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)の平均値は10.7尾であり、前年10月調査(16.6尾)および過去5年間の10月調査平均(27.8尾)を下回りました。調査期間中には時化が多く、このことも漁獲が振るわなかった要因の一つと考えられます。調査で漁獲したスルメイカの平均外套長は23.6cmであり、前年10月調査(25.1cm)に比べて魚体は小さめでした。今年度の白山丸によるスルメイカ漁場調査は、今航海で終了となります。
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