11月6日にズワイガニ漁が解禁されました。かなざわ総合市場と橋立港の11月10日までの取扱量は雄ガニ(ズワイガニ):36.3トン、雌ガ二(コウバコ):94.7トンでした。雄ガニは前年(25.1トン)を上回り、過去5年平均(36.6トン)並み、雌ガ二は前年(66.5トン)および過去5年平均(69.8トン)を上回っています。これまでのところ時化が少なく、水揚げは好調に推移しています。
富山県以西の日本海におけるズワイガニについては、資源水準は中位、動向は減少傾向と評価されており、今漁期に漁獲対象となるズワイガニの資源量は前年および過去5年平均を下回ると見積もられています。本県の底びき網漁業者は、昨年漁期から雌ガ二の漁期短縮やミズガニの禁漁に取り組んでおり、今後の資源増加が期待されます。
0 件のコメント:
コメントを投稿