■ 11月6日にズワイガニ漁が解禁されました。かなざわ総合市場と橋立港の11月12日までの取扱量は雄ガニ(加能ガニ):23.0トン、雌ガ二(香箱):42.2トンでした。雄ガニは前年(19.4トン)をやや上回って過去5年平均(28.6トン)をやや下回り、雌ガ二は前年(41.8トン)並みで過去5年平均(62.3トン)を下回っています。時化で出漁が少なかった影響もあり、昨年並みで低調な出足となりました。
■ 富山県以西の日本海におけるズワイガニについては、資源水準は中位、動向は横ばいと評価されており、今漁期に漁獲対象となるズワイガニの資源量は前年および過去5年平均並みと見積もられています。本県の底びき網漁業者は、2013年漁期から雌ガ二の漁期短縮やミズガニの禁漁に取り組んでおり、資源の安定に寄与していると考えられます。
0 件のコメント:
コメントを投稿