沿岸の海面水温 1月21日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は12~13℃台で、過去5年平均との差は-0.5~+0.5℃程度でした。
沿岸観測ブイの水温 今期の水温は13.3~13.9℃で、1月上旬から約1.0℃低下しました。前年同時期との差は+0.6~+1.5℃、過去3年平均との差は+0.6~+1.0℃でした。
港内の水温 今期の水温は10.5~13.5℃で、前
年同時期との差は-0.4~+1.7℃、過去3年平均との差は+0.1~+1.2℃でした。
2019年1月30日水曜日
定置網の年間水揚状況のまとめ (期間:2018年1月~12月)
2018年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松波港・宇出津港・七尾地区)の定置網による水揚げの概要は以下のとおりです。
水揚重量 2018年の水揚重量は24,443トンであり、前年(8,721トン)の180%、過去10年平均(15,757トン)の155%でした。マアジ・フクラギ・コゾクラ・スルメイカ等が少なかったものの、マイワシの水揚重量が15,
912トンと前年(56トン)および過去10年平均(2,496トン)に比べて特に多く、総水揚重量は1995年以降最高となりました。
水揚金額 2018年の水揚金額は39.1億円であり、前年(30.7億円)の127%、過去10年平均(40.2億円)の97%でした。総水揚重量は大幅に増加したものの、マイワシの単価が低下したため、総水揚金額の増加は前年の3割程度にとどまりました。
産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2018年の指数は71.4で、前年(67.7)および過去10年平均(64.9)を上回りました。サワラ・サゴシ・サバなどの単価が低下したものの、水揚重量の多いブリ・マアジなどの単価が上昇したことが、価格指数の上昇に影響しました。産地価格指数は2015年から3年続けての上昇となりました。
水揚重量 2018年の水揚重量は24,443トンであり、前年(8,721トン)の180%、過去10年平均(15,757トン)の155%でした。マアジ・フクラギ・コゾクラ・スルメイカ等が少なかったものの、マイワシの水揚重量が15,
912トンと前年(56トン)および過去10年平均(2,496トン)に比べて特に多く、総水揚重量は1995年以降最高となりました。
水揚金額 2018年の水揚金額は39.1億円であり、前年(30.7億円)の127%、過去10年平均(40.2億円)の97%でした。総水揚重量は大幅に増加したものの、マイワシの単価が低下したため、総水揚金額の増加は前年の3割程度にとどまりました。
産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2018年の指数は71.4で、前年(67.7)および過去10年平均(64.9)を上回りました。サワラ・サゴシ・サバなどの単価が低下したものの、水揚重量の多いブリ・マアジなどの単価が上昇したことが、価格指数の上昇に影響しました。産地価格指数は2015年から3年続けての上昇となりました。
石川県主要港の水揚状況 (期間:1月1日~15日)
定置網 カタクチイワシ・ソウダガツオ・サバは前年を上回り、マアジ・フクラギは前年並み、スズキ・カワハギ・スルメイカは前年を下回りました。ブリは66トン水揚げされました。11月前半から1月前半の累計は334トンで、前年(209トン)を上回り、過去5年平均(318トン)並みでした。
まき網 サバ主体の水揚げで、前年を上回りました。
底びき網・ごち網 アマエビ・ニギスは前年を上回りました。ズワイガニは9トン水揚げされました。11月前半から1月前半の累計は137トンで、前年(147トン)および過去5年平均(154トン)並みでした。
刺網・釣り・その他 ベニズワイガニ・ナマコは前年を上回りました。マダラは3トン水揚げされました。11月前半から1月前半の累計は262トンで、前年(215トン)を上回り、過去5年平均(234トン)並みでした。
まき網 サバ主体の水揚げで、前年を上回りました。
底びき網・ごち網 アマエビ・ニギスは前年を上回りました。ズワイガニは9トン水揚げされました。11月前半から1月前半の累計は137トンで、前年(147トン)および過去5年平均(154トン)並みでした。
刺網・釣り・その他 ベニズワイガニ・ナマコは前年を上回りました。マダラは3トン水揚げされました。11月前半から1月前半の累計は262トンで、前年(215トン)を上回り、過去5年平均(234トン)並みでした。
2019年1月16日水曜日
スルメイカ稚仔調査の結果 (期間:2018年10月~11月)
地先水温のまとめ (期間:2018年1月~12月)
加賀市橋立港、志賀町赤住地先、能登町宇出津港、七尾市石崎港の昨年の月別平均水温と平年差は以下のとおりでした。水温の高低はその発生頻度で評価しており、2年に1回程度のものを「平年並み」、4年に1回程度のものを「やや~」、10年に1回程度のものを「かなり~」としています。
冬季(1~3月) 全体の平均水温は9.88℃、平年差は-0.20℃であり、「平年並み」でした。外浦側では「平年並み」、内浦側では「やや低め」~「平年並み」となりました。
春季(4~6月) 全体の平均水温は16.77℃、平年差は+0.32℃であり、「平年並み」でした。外浦側では「平年並み」~「やや高め」、内浦側では「平年並み」でした。
夏季(7~9月) 全体の平均水温は26.22℃、平年差は+0.60℃であり、「平年並み」でした。7月には記録的な高温だったこともあり、7月の水温は全域でかなり高めとなりましたが、8~9月には平年並みの水準に戻りました。
秋季(10~12月) 全体の平均水温は18.00℃、平年差は+0.88℃であり、「やや高め」でした。11~12月には気温が高めだったこともあり、水温も高めに推移しました。
冬季(1~3月) 全体の平均水温は9.88℃、平年差は-0.20℃であり、「平年並み」でした。外浦側では「平年並み」、内浦側では「やや低め」~「平年並み」となりました。
春季(4~6月) 全体の平均水温は16.77℃、平年差は+0.32℃であり、「平年並み」でした。外浦側では「平年並み」~「やや高め」、内浦側では「平年並み」でした。
夏季(7~9月) 全体の平均水温は26.22℃、平年差は+0.60℃であり、「平年並み」でした。7月には記録的な高温だったこともあり、7月の水温は全域でかなり高めとなりましたが、8~9月には平年並みの水準に戻りました。
秋季(10~12月) 全体の平均水温は18.00℃、平年差は+0.88℃であり、「やや高め」でした。11~12月には気温が高めだったこともあり、水温も高めに推移しました。
石川県周辺海域の海面水温 (期間:1月4日~8日)
沿岸の海面水温 1月8日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は14℃台であり、過去5年平均との差は±0.0~+1.0℃程度でした。
沿岸観測ブイの水温 今期の水温は14.5~14.7℃で、12月下旬から約1.8℃低下しました。前年同時期との差は+0.5~+1.4℃、過去3年平均との差は+0.3~+0.7℃でした。
港内の水温 今期の水温は10.9~14.6℃で、前年同時期との差は+0.8~+2.7℃、過去3年平均との差は-0.5~+1.2℃でした。
沿岸観測ブイの水温 今期の水温は14.5~14.7℃で、12月下旬から約1.8℃低下しました。前年同時期との差は+0.5~+1.4℃、過去3年平均との差は+0.3~+0.7℃でした。
港内の水温 今期の水温は10.9~14.6℃で、前年同時期との差は+0.8~+2.7℃、過去3年平均との差は-0.5~+1.2℃でした。
石川県主要港の水揚状況 (期間:12月16日~31日)
定置網 カタクチイワシ・ブリ・シイラ・サバ・サワラ・サゴシは前年を上回り、フクラギ・コゾクラ・カワハギ・マアジは前年を下回りました。
まき網 フクラギ・コゾクラは前年を上回り、ブリは前年を下回りました。
底びき網・ごち網 アマエビは前年を上回り、ズワイガニ・ニギス・コウバコは前年並みでした。
刺網・釣り・その他 マダラ・ベニズワイガニは前年を上回りました。
まき網 フクラギ・コゾクラは前年を上回り、ブリは前年を下回りました。
底びき網・ごち網 アマエビは前年を上回り、ズワイガニ・ニギス・コウバコは前年並みでした。
刺網・釣り・その他 マダラ・ベニズワイガニは前年を上回りました。
水産総合センター公開セミナーを開催します
センターでは、広く県民のみなさまに、日頃の研究成果や活動内容等を知っていただくために、昨年度から公開セミナーを開催しています。
今年度は、次の内容で開催しますのでお知らせします。ご参加、お待ちしています。
1 開催日時 平成31年2月16日(土)13時30分から16時00分まで
2 開催場所 金沢みなと会館(金沢市無量寺町り部80)
3 定員・参加費 70名(事前の申し込みが必要、定員に達し次第締め切り)・無料
4 内容
(1)講演(水産総合センター職員)
①いしかわの魚の移り変わり(海洋資源部 原田浩太朗)
②誕生 石川の新たな特産品「能登とり貝」(生産部 海田 潤)
③能登の伝統的な発酵食品「いしる」の魅力(技術開発部 小谷美幸)
④アユは海からやってくる、遡上量予測の試み(内水面水産センター 増田泰隆)
(2)特別講演
健康へのパスポート 石川の魚 (宮城大学 西川正純 教授(羽咋市出身))
5 申込方法
参加の場合は電子メールまたはファックス(申込書:センターHPより)により、住所、氏名、職業、連絡先(電話番号またはメールアドレス)を記載のうえ、お申し込みください。
※ 申込先:石川県水産総合センター 企画普及部 あて
FAX:0768-62-4324 メール:suisansougou@pref.ishikawa.lg.jp
申込期間:1月16日(水)から2月13日(水)まで
今年度は、次の内容で開催しますのでお知らせします。ご参加、お待ちしています。
1 開催日時 平成31年2月16日(土)13時30分から16時00分まで
2 開催場所 金沢みなと会館(金沢市無量寺町り部80)
3 定員・参加費 70名(事前の申し込みが必要、定員に達し次第締め切り)・無料
4 内容
(1)講演(水産総合センター職員)
①いしかわの魚の移り変わり(海洋資源部 原田浩太朗)
②誕生 石川の新たな特産品「能登とり貝」(生産部 海田 潤)
③能登の伝統的な発酵食品「いしる」の魅力(技術開発部 小谷美幸)
④アユは海からやってくる、遡上量予測の試み(内水面水産センター 増田泰隆)
(2)特別講演
健康へのパスポート 石川の魚 (宮城大学 西川正純 教授(羽咋市出身))
5 申込方法
参加の場合は電子メールまたはファックス(申込書:センターHPより)により、住所、氏名、職業、連絡先(電話番号またはメールアドレス)を記載のうえ、お申し込みください。
※ 申込先:石川県水産総合センター 企画普及部 あて
FAX:0768-62-4324 メール:suisansougou@pref.ishikawa.lg.jp
申込期間:1月16日(水)から2月13日(水)まで
県政出前講座
県庁県民交流課広報広聴室では、県が行っている事業や取り組みについて担当職員が出向いて説明する「県政出前講座」を実施しています。
水産関係では、四季折々に漁獲される魚介類を説明する「石川の四季のさかな」、いしるなど伝統的な発酵食品を説明する「いしかわの水産発酵食品」、アユ、ヤマメなど淡水魚の生態等について説明する「身近な川や池の魚たち」、栽培漁業について説明する「つくり育てる漁業」の4つの講座をセンターが担当しています。
今年度も「石川の四季のさかな」が2回、「いしかわの水産発酵食品」が1回、「身近な川や池の魚たち」が1回開催されています。公民館、子供会など地域の団体が申し込まれています。
皆さんのところでもいかがでしょうか。出前講座の一覧や申し込み等については石川県庁ホームページ(http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/demae/index.html)からどうぞ。なお、水産に関してはセンター(企画普及部)に相談されても結構です。
水産関係では、四季折々に漁獲される魚介類を説明する「石川の四季のさかな」、いしるなど伝統的な発酵食品を説明する「いしかわの水産発酵食品」、アユ、ヤマメなど淡水魚の生態等について説明する「身近な川や池の魚たち」、栽培漁業について説明する「つくり育てる漁業」の4つの講座をセンターが担当しています。
今年度も「石川の四季のさかな」が2回、「いしかわの水産発酵食品」が1回、「身近な川や池の魚たち」が1回開催されています。公民館、子供会など地域の団体が申し込まれています。
皆さんのところでもいかがでしょうか。出前講座の一覧や申し込み等については石川県庁ホームページ(http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/demae/index.html)からどうぞ。なお、水産に関してはセンター(企画普及部)に相談されても結構です。
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