■ 沿岸の海面水温 10月5日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は24~25℃台で、過去5年平均との差は+0.5℃~+1.5℃程度でした。
■ 沿岸観測ブイの水温 今期の水温は25.7~26.1℃で、9月下旬から約1.1℃低下しました。前年同時期との差は+0.9~+1.7℃、過去5年平均との差は+1.6~+2.0℃でした。
■ 港内の水温 今期の水温は25.1~26.2℃で、前年同時期との差は-1.0~+1.2℃、過去5年平均との差は+0.7~+1.6℃でした。
■ 沿岸の海面水温 10月5日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は24~25℃台で、過去5年平均との差は+0.5℃~+1.5℃程度でした。
■ 沿岸観測ブイの水温 今期の水温は25.7~26.1℃で、9月下旬から約1.1℃低下しました。前年同時期との差は+0.9~+1.7℃、過去5年平均との差は+1.6~+2.0℃でした。
■ 港内の水温 今期の水温は25.1~26.2℃で、前年同時期との差は-1.0~+1.2℃、過去5年平均との差は+0.7~+1.6℃でした。
■ 10~11月のフクラギの水揚量については、11月1日時点の能登半島北西沖の50m深水温が低い年ほど多い傾向がみられ、今年の水温は過去5年平均より高いと予測されています。水温と水揚量の関係式から、10~11月の水揚量は129トンと見積もられ、前年(111トン)および過去5年平均(149トン)並みと予想されます。
■ 水産総合センターでは、海洋環境の変化を把握するために本県周辺海域で水温観測を行っています。夏季(7~9月)の沿岸水温の長期変化と今夏の特徴は以下のとおりです。
■ 外浦側の橋立漁港(加賀市)と志賀町(赤住)地先、内浦側の宇出津港(能登町)と石崎漁港(七尾市)の夏季水温(深度1.5m)は2000年代以降、上昇する傾向にあり、今夏はいずれの調査点でも平年より2~3℃ほど高く、1980年代以降では過去最高を記録しました。
■ 七尾湾の北湾・西湾・南湾の代表観測点の夏季水温(水面から海底付近までの平均値)も2000年代以降、上昇する傾向にあり、今夏はいずれの湾でも過去最高となりました。
■ 水深の浅い沿岸や七尾湾の水温は気候の影響を特に受けやすく、今夏については記録的な猛暑により水温が大きく上昇したものと考えられます。