■ 調査船白山丸は7月25~30日に能登半島沖から日本海中央部でイカ釣り調査を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は0~14.27尾でした。全調査点の平均CPUEは2.25尾であり、前年(9.98尾)および過去5年平均(10.70尾)を下回りました。定点調査ではないため厳密には比較できませんが、今年の調査時点の日本海中央部のスルメイカの来遊量は前年および過去5年平均を下回っていたと考えられます。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は20.0cmで、魚体は前年(16.7cm)より大きく、過去5年平均(20.2cm)並みでした。
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