2010年3月12日金曜日

内浦海域海洋観測速報3月

内浦海域観測速報
平成22年3月
3月8日に定点観測を実施した。
内浦海域の各水深層の平均水温と平年比は以下の通り。
表層  10.1℃ "やや低め"
30m深 10.0℃ "やや低め"
50m深 10.1℃ "やや低め"
100m深 9.5℃ "かなり低め"
内浦海域の50m深の水温分布は、変化が少ないものの、灘浦沿岸で高め、飯田湾から
能登町赤崎沖にかけて低めであった。
七尾湾観測は北湾9.4℃、西湾8.8℃、南湾9.4℃で、いずれも"平年並み"であっ
た。
宇出津地先水温は10.0℃(3月12日現在)で、過去10ケ年平均をやや下回っている。
平成22年3月12日発行
石川県水産総合センター 海洋資源部

2010年3月4日木曜日

市場調査日誌 ヒレジロマンザイウオ

(標準和名)ヒレジロマンザイウオ
平成22年3月3日 能登町鵜川沖大型定置網(全長約50cm)で確認
3月3日「ひなまつり」の日に、ヒレジロマンザイウオが水揚げされました。本種は,
シマガツオ科に属する魚で,太平洋では頻繁に漁獲されるようですが,日本海側では
珍しく,本県では初記録となります。この時期、定置網などでたまに漁獲される、似
た魚にツルギエチオピアやシマガツオ(同じシマガツオ科)がいますが,鰭の形で区
別できます。味の方は,かなりの上物で,刺身の他、煮付け、フライ、照り焼きなど
何でもOKとのことです。この日、氷見市場で2,500円/尾で競り落とされました。(辻
 俊宏)

2010年2月26日金曜日

2月の漁獲量(漁海況情報166号)

石川県主要港におけるズワイガニ(雄)の月別漁獲量

石川県主要港におけるブリ(5kg以上)の月別漁獲量

漁獲の動向 −1月の漁獲量から−

○ 定置網
 主要10港合計は494トンで、平年(過去10カ年平均)をやや下回る漁獲量
でした。
 最も多く漁獲されたのはマアジの146トンで、蛸島港・宇出津港・七尾地区主
体に平年並みでした。
 ウマヅラハギは72トンで平年をやや下回りました。
 スルメイカは40トンで平年をかなり下回りました。
 ブリは12トンで平年をかなり下回りました。初漁期から低調に推移しており、
11月から1月までの累計は74トンで、過去10年間では最も低い水準となりまし
た。

○ 底びき網
 主要10港合計は314トンで、平年をやや下回る漁獲量でした。
 最も多く漁獲されたのはニギスの64トンで、平年をやや下回りました。
 アカガレイは54トンで平年をやや下回りました。
 ズワイガニ(雄)は39トンアマエビは18トンで、いずれも平年並みでし
た。

○ まき網
 主要10港合計は438トンで、時化のため出漁日数がかなり少なかったことも
あり、平年をかなり下回る漁獲量でした。
 最も多く漁獲されたのはマアジの193トンで、平年をやや下回りました。
マサバは152トンで平年をかなり下回りました。
 ブリは86トンで平年をかなり上回りました。

○ 刺 網
 主要10港合計は115トンで、平年をやや下回る漁獲量でした。
 最も多く漁獲されたのはマダラの66トンで、宇出津港主体に平年をやや上回り
ました。
 ウマヅラハギ(かわはぎ)は14トンで平年をやや上回りました。
 アカガレイは6トンで平年をかなり下回りました。

○ 釣 り
 釣りの主要10港合計は4トンで、時化のため出漁日数がかなり少なかったこと
もあり、
平年をかなり下回る漁獲量でした。
 最も多く漁獲されたのはフクラギの1トンで、平年をかなり下回りました。
 小型いか釣り(スルメイカ)の主要10港合計は0.5トンで、平年をかなり下回る
漁獲量でした。

2月海洋観測結果(漁海況情報166号)

水温の状況 −2月定線観測結果−

(1) 本県周辺の水深50m水温は10〜12℃台で、加賀沖・能登半島外浦沖では
"平年並み"から"やや低め"(0〜1℃低め)、富山湾では"平年並み"から"や
や高め"(0〜1℃高め)の水温分布を示しています。

(2) 表面水温は10〜11℃台で、加賀沖・能登半島外浦沖では"平年並み"から
"やや低め"(0〜1℃低め)、富山湾では"平年並み"の水温分布を示していま
す。

(3) 能登半島西沖の冷水域は、平年に比べて沖側に分布しています。

(4) 佐渡島沖の冷水域は、平年に比べて禄剛埼にかなり近づいて分布しています。