石川県水産総合センター海洋資源部からのお知らせ
2012年12月20日木曜日
沿岸観測ブイの水温(12月12日~16日の平均)
・沿岸観測ブイの水温(水深10m)
12月12日~16日の平均水温は15.2℃~15.8℃で、12月上旬に比べ1.3℃低下しました。能登町鵜川沖の水温は、11月下旬まで高めで推移していましたが、12月に入り急速に降温し、12月中旬は過去3年平均に比べ1.0℃程度低めとなりました。
・港内水温(水深1.5m)
12月12日~16日の平均水温は13.2℃~15.2℃で、12月上旬に比べ1.4℃低下しました。過去3年平均に比べ、橋立港・宇出津港ともに低めとなりました。
2012年12月13日木曜日
宇出津港でアオウミガメが保護されました
11月28日に能登町沿岸の定置網にウミガメが迷い込んだとの報告がありました。県漁協能都支所の水槽で保護されていたウミガメを確認したところ、体重13.7kgのアオウミガメでした。
アオウミガメは熱帯・亜熱帯の海に多く分布し、日本周辺では小笠原諸島や南西諸島が主な産卵場となっています。成長したアオウミガメは餌を求めて日本海にも回遊し、まれに石川県沿岸の定置網に迷い込むことがあるようです。石川県沿岸ではアオウミガメの他、アカウミガメも見かけることがありますが、アオウミガメはアカウミガメに比べ頭が小さく首が細いこと、甲羅の表面がつるつるしていることが特長です。
亀の出現は吉事の前兆と言われており、漁師さんは大漁を祈願して亀にお酒を飲ませて海に帰す風習があります。12月に入り富山湾沿岸の定置網では寒ブリのシーズンを迎えました。今年は各地で好調なスタートとなっているようで、今後の豊漁に期待したいと思います。
衰弱したり死亡して漂着したウミガメを確認しましたら、能登島水族館または石川県水産総合センター、石川県農林水産部水産課へご連絡をお願いします。
(海洋資源部 木本昭紀)
石川県主要港の水揚げ状況(11月21日~30日)
・定置網
シイラ・アオリイカ・フグ類は七尾地区主体に前年をかなり上回りました。サワラ(サゴシを含む。)は前年並み、マアジ・ソウダガツオ・フクラギ・マサバは前年を下回りました。
・まき網
ブリは前年並み、ガンド・フクラギはいずれも前年を下回りました。
・底びき網・ごち網
ズワイガニ・コウバコガニは前年を上回りました。しかし、11月6日の解禁から11月30日までの累計水揚量を過去5年平均と比較すると、ズワイガニが69%、コウバコガニが75%で、いずれも平均を下回りました。今漁期は解禁当初から荒天が続いたため、期間の出漁隻数は過去5年で最も少ない水準となり、低調な水揚げとなっています。
ニギスは前年を上回り、アカガレイは前年並み、マダラ・アマエビは前年を下回りました。
・その他(刺し網・釣り・採介藻など)
マダラ・ガンドは前年を上回り、メジマグロ・ケンサキイカ(あかいか)は前年を下回りました。
沿岸観測ブイの水温(12月2日~6日の平均)
・沿岸観測ブイの水温(水深10m)
12月2日~6日の平均水温は16.1℃~17.3℃で、11月下旬に比べ1.4℃低下しました。内浦海域の水温は、11月下旬まで高めで推移していましたが、12月に入り急速に降温し、12月上旬は過去3年平均に比べ0.5℃程度低めとなりました。
・港内水温(水深1.5m)
12月2日~6日の平均水温は15.0℃~16.8℃で、11月下旬に比べ1.4℃低下しました。過去3年平均に比べ、橋立港・宇出津港ともに低めとなりました。
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