沿岸の海面水温 4月10日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は11~12℃台で、過去5年平均との差は+0.25~+0.5℃程度でした。
沿岸観測ブイの水温 今期の水温は10.8~12.4℃で、3月下旬から0.5℃上昇しました。前年同時期との差は-0.8~-0.5℃、過去3年平均との差は-0.1~+0.4℃でした。
港内の水温 今期の水温は11.2~13.5℃で、前年同時期との差は-1.0~+0.2℃、過去3年平均との差は-0.0~+1.3℃でした。
2017年4月14日金曜日
フクラギ漁および寒ブリ漁のまとめ
■ 今期のフクラギ漁(2016年10月~2017年3月、定置網)は、11月に平年(過去10年平均)を上回り好漁であったことを除けば、全般的に平年を下回る低調な漁模様となりました。今期の合計水揚量(速報値)は480トンで、平年(571トン)をやや下回りました。漁海況情報363号では、今期の水揚量は平年並みと予測しましたが、予想を下回る結果となりました。越冬期(12~3月)の水温が高めであったため、本県周辺より北方の沖合海域で越冬したことが原因と考えられます。
■ 今期の寒ブリ漁(2016年11月~2017年3月、定置網)は、11月中旬から本格的に始まりました。11~12月は好調に推移し、平年を上回りましたが、1月以降は低調となりました。今期の合計水揚量(速報値)は475トン(約64,000尾)で、平年(612トン)をやや下回る予想どおりの結果となりました。魚体サイズは、大ブリ(7kg以上)と中ブリ(7㎏未満)が概ね半々であり、近年としては大ブリの割合がやや少なめでした。
冬期のスルメイカ漁のまとめ (期間:2017年1月~3月)
冬から春は定置網によるスルメイカの漁期です。1月から3月の累計は145トンであり、昨年(572トン)および過去5年平均(534トン)を下回りました。漁海況情報368号では、今期の水揚量は昨年並みになると予想しましたが、予想を大幅に下回りました。これは1月の50m深水温が予想より高く、スルメイカの来遊に不適であったことに加えて、漁獲対象であるスルメイカの資源水準が低かったためと考えられます。
石川県主要港の水揚状況 (期間:3月16日~31日)
定置網 マアジ・ウルメイワシ・フクラギは前年を上回り、サバ・スルメイカは前年を下回りました。
まき網 ガンドは前年を上回り、ブリは前年を下回りました。
底びき網・ごち網 アカガレイは前年を上回り、ニギス・ハタハタ・その他フグ類・マダラは前年並み、アマエビは前年を下回りました。
刺網・釣り・その他 ベニズワイガニは前年並み、フクラギは前年を下回りました。
まき網 ガンドは前年を上回り、ブリは前年を下回りました。
底びき網・ごち網 アカガレイは前年を上回り、ニギス・ハタハタ・その他フグ類・マダラは前年並み、アマエビは前年を下回りました。
刺網・釣り・その他 ベニズワイガニは前年並み、フクラギは前年を下回りました。
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