■ 2022年漁期(昨年11月~今年3月)の底びき網漁船による県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島
港・蛸島港・鵜飼港)へのズワイガニ
の水揚状況は以下のとおりでした。
■ ズワイガニ雄(加能ガニ)の水揚
量は151トンで、前年(127トン)の
119%、過去5年平均(169トン)の
90%でした。ズワイガニ雌(香箱ガニ)
の水揚量は134トンで、前年(83トン)
の162%、過去5年平均(92トン)の
146%でした。
■ 出漁隻日あたりの水揚量は、ズワ
イガニ雄が98キログラムで、過去5年
平均(113キログラム)の87%、ズワ
イガニ雌が134キログラムで、過去5
年平均(105キログラム)の128%で
した。
■ ズワイガニ雄のキログラム単価は
7,108円で、前年(8,653円)を下回
ったものの過去5年平均(5,574円)
を上回りました。ズワイガニ雌の単価
は3,269円で、前年(3,770円)を下回り、過去5年平均(3,273円)並みでしたが、長期的には高値を
維持しています。
■ 総水揚金額は15.1億円であり、前年(14.1億円)および過去5年平均(12.4億円)を上回りまし
た。
■ 本県の底びき網漁業者は持続的な水揚げに向け、ズワイガニ雌の漁期短縮やミズガニの自主禁漁
など資源管理に積極的に取り組んでいます。