2014年9月16日火曜日

石川県周辺海域の水温 (期間:9月7日~11日)

沿岸の海面水温 9月11日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は24~25℃台であり、過去5年平均との差は-1.50~-0.75℃程度でした。

沿岸観測ブイの水温 今期の水温は25.2~25.7℃で、8月下旬から約0.4℃低下しました。前年同時期との差は-1.4~-0.7℃、過去3年平均との差は-2.2~-0.6℃でした。

港内の水温 今期の水温は26.0~27.7℃で、前年同時期との差は-1.1~+1.8℃、過去3年平均との差は-1.6~-0.0℃でした。

調査船白山丸のアマエビ調査結果 (期間:9月9日~10日)

調査船白山丸は9月9~10日に金沢沖の水深400~500mの海域でアマエビ(ホッコクアカエビ)の分布量調査を行いました。本調査は2008年から実施しており、縦150cm×横220cmの金属枠に長さ10m・網目16節の袋網を付けた漁具を30分間曳網し、稚エビの分布を調べています。

2013年1月に頭胸甲長17mm付近にみられた2010年生まれの群れは順調に成長し、今回の調査では漁獲対象サイズである同20mm以上になったことが確認されました。

2013年1月に頭胸甲長14mm付近にみられた2011年生まれの群れも順調に成長し、今回の調査では同19mm前後に成長したことが確認されました。この群れは来年には漁獲対象サイズになるものと考えられます。

2010年生まれの群れは2006年以降に生まれた群れの中で発生量が最も多く、2011年生まれの発生量もかなり多いと考えられます。2010年生まれは既に漁獲対象となっており、底びき網漁船の漁獲量に増加の兆しが見え始めています。来年には2011年生まれも漁獲対象に加わることから、今後、アマエビの漁獲量は増加するものと見込まれます。

石川県主要港の水揚状況 (期間:8月16日~31日)

定置網 フクラギは富来港・輪島港・七尾地区を中心に112トン水揚げされ、前年および過去5年平均を上回った。コゾクラ・サワラ・サゴシなどは前年を上回り、シイラ・カマスなどは前年を下回りました。

まき網 ガンドは前年を上回り、フクラギは前年並み、サバ・ブリは前年を下回りました。

底びき網・ごち網 沖合底びき網のアマエビは前年を上回りました。

刺網・釣り・その他 サザエ・アカラバチメ・ヤナギバチメ・バイガイ・アマダイ・スズキなどは前年を上回り、ベニズワイガニは前年並み、カワハギは前年を下回りました。アカイカの7月中旬から8月下旬の累計は0.3トンであり、前年(17.7トン)および過去5年平均(5.2トン)を大きく下回っています。

2014年8月29日金曜日

調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:8月20日~28日)

調査船白山丸は8月20日から28日に大和堆の東から北東寄りの海域でイカ釣り操業を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は、7.1~26.1尾と低めでした。本調査の平均CPUEは14.4尾であり、前年の同時期平均(42.4尾)および過去5年間の同時期平均(58.3尾)を下回りました。定点調査でないため厳密には比較できませんが、今期の大和堆付近のスルメイカの分布量は前年および過去5年平均を下回っていると考えられます。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は22.3cmであり、前年(22.7cm)および過去5年平均(22.6cm)と同程度でした。