2020年6月29日月曜日

急潮情報(低気圧)2020-Ⅰ


6月29日09時00分の気象庁気象情報によれば、九州の西方には前線を伴った低気圧があって、明日(火)にかけて日本海へ進み、明後日(水)の朝から昼頃には能登沖に接近する見込みです(下図)。

これに伴い、加賀~輪島沖の海上では、7月1日(水)早朝から昼過ぎにかけて、南南西~西南風が15~18m/sまで強まる予想です。

本県の沿岸部では下記のとおり急潮が発生する恐れがあります。

能登外浦海域:1日夜遅くから2日朝に1~1.5ノット程度の下り潮
内浦北部海域(小泊~小浦):2日昼頃から夕方に1~1.5ノット程度の上り潮
内浦南部海域(鵜川~七尾灘浦):2日夜遅くに1ノット程度の上り潮

今後の気象情報・急潮情報等に十分注意するとともに、漁具の点検・管理に努め、適時に迅速な急潮対策が講じられるようお願いします。

2020年6月15日月曜日

石川県主要港の水揚状況 (期間:5月16日~31日)

定置網  マイワシ・ブリ・サワラ・サゴシは前年を上回り、フグ類・サバ・マダイ・カタクチイワシは前年を下回りました。マイワシは929トン水揚げされましたが、2月から5月の累計は8,356トンで、前年(5,228トン)および過去5年平均(6,941トン)を上回りました。マダイは11トン水揚げされましたが、4月から5月の累計は35トンで、前年(66トン)および過去5年平均(97トン)を下回りました。

巻き網  マイワシ・サバ主体の水揚げで、いづれも前年を上回りました。

底びき網・ごち網  マダラ・アカガレイは前年を上回り、アマエビ・二ギス・ハタハタは前年を下回りました。アマエビは70トン水揚げされましたが、3月から5月の累計は188トンで、前年(239トン)および過去5年平均(258トン)を下回りました。

刺網・釣り・その他  ベニズワイガニ・ヤナギバチメは前年を下回りました。

調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:5月18日~26日)

■ 調査船白山丸は5月18日から26日に能登半島沿岸から日本海中央部(大和堆付近とその南西)でイカ釣り操業を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(※)は、日本海中央部では0.4~22.3尾であり、スルメイカは不漁であった昨年(0.0~12.0尾)よりもやや多く分布していました。一方、能登半島沿岸のCPUEは6.7~32.9尾と日本海中央部より高く、スルメイカの来遊は比較的良好でした。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値17.6cmで、前年(16.3cm)より大きく、過去5年平均(17.8cm)並みでした。

小型いか釣りのスルメイカ水揚状況 (期間:5月1日~6月7日)

■ 本県沿岸の小型いか釣り漁船による水揚げは中盤に入っています。5月1日から6月7日の県内水揚量は1,360トンであり、前年の1,035トン、過去5年平均の874トンを上回っています。水揚げは5月中旬まで低調でしたが、5月下旬から急激に上向いてきました。原因については、今のところはっきりしませんが、今後の漁獲動向等も踏まえ、分析を進めていきたいと考えています。6月7日現在、漁場は主に西海・門前沖にあります。
■ 銘柄(1箱当たりの入り尾数)別の箱数割合をみると、今年は20尾入りと25尾入りの割合が34%と高く、前年および過去5年平均に比べて魚体は大きめとなっています。