沿岸の海面水温 2月26日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は8~10℃台で、過去5年平均との差は-1.5~-0.5℃程度でした。沿岸観測ブイの水温 今期の水温は9.7~9.8℃で、2月中旬から約0.7℃低下しました。前年同時期との差は-0.4℃、過去3年平均との差は-0.5~-0.3℃でした。
港内の水温 今期の水温は9.0~10.0℃で、前年同時期との差は+0.3~+0.7℃、過去3年平均との差は-0.6~-0.1℃でした。
石川県水産総合センター海洋資源部では各種情報をホームページで提供しています。主な内容は以下のとおりです。
調査船白山丸は1月16~18日に金沢沖の水深400~500mの海域でアマエビ(ホッコクアカエビ)の分布量調査を行いました。本調査は2008年から実施しており、縦150cm×横220cmの金属枠に長さ10m・網目16節の袋網を付けた漁具を30分間曳網し、稚エビの分布を調べています。
定置網 スルメイカは七尾地区を中心に26トン水揚げされました。スルメイカの水揚量は、12月下旬から1月下旬には過去5年平均を大きく上回って推移していましたが、2月上旬は大幅に減少しました。サバ・マアジ・カワハギは前年を上回りましたが、ブリ・マイワシ・ヤリイカは前年を下回りました。
2013年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松 波港・宇出津港)の沖合底曳網と小型 底曳網による水揚げの概要は以下のとおりです。