2022年3月14日月曜日

石川県周辺海域の水温 (期間:3月1日~5日)

 ■ 沿岸の海面水温 3月5日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は10~11℃台で、過去5年平均との差は±0.0~+0.5℃程度でした。

■ 沿岸観測ブイの水温 今期の水温は9.9~10.2℃で、2月中旬から約0.5℃低下しました。前年同時期との差は-1.0℃~-0.9℃、過去5年平均との差は-0.8~-0.6℃でした。

■ 港内の水温 今期の水温は10.3~10.5℃で、前年同時期との差は-1.3~ +0.2℃、過去5年平均との差は-1.0~+0.5℃でした。





調査船白山丸のアマエビ調査結果 (期間:1月23日~26日)

 ■ 調査船白山丸は1月23~26日に金沢沖の水深375~500mの海域でアマエビ(標準和名:ホッコクアカエビ)の分布量調査を行いました。この調査は冬期と夏期の年2回実施しており、金属枠に袋網をつけた漁具を30分間曳網し、今後漁獲対象になる小型エビ(若齢エビ)の資源量を調べています。

■ 3歳エビ(2019年生まれ)は1曳網当たり172尾採集されました。2019年生まれは2021年1月の調査以降多く採集されており、卓越年級群の可能性が高いと考えられますが、2010年・2011年・2014年生まれに比べると分布量が少ないと考えられます。

■ 2021年のアマエビの県内水揚量は706トンであり、前年から減少しました。近年の減少の主な理由は、時化の影響による出漁回数の減少や2015年以降の漁獲の主体であった2010年・2011年の分布量が寿命などにより減少したことが考えられます。このため、今後はやや漁獲量が減少する可能性があるものの、分布量が比較的豊かな2014年生まれと2019年生まれに支えられた漁獲になると考えられます。




石川県主要港の水揚状況 (期間: 2月16日~28日)

■ 定置網 マイワシ・サバは前年を上回り、スルメイカ・マアジ・カタクチイワシは前年を下回りました。マイワシは2,916トン水揚げされました。マイワシの2月の累計は3,178トンで、前年(31トン)および過去5年平均(811トン)を上回りました。

■ まき網 ブリを主体とした水揚げでした。

■ 底びき網・ごち網 時化の影響で全体の水揚量は少なめでした。アカガレイは23トン水揚げされました。アカガレイの1月から2月の累計は103トンで、前年(150トン)および過去5年平均(181トン)を下回りました。

■ 刺網・釣り・その他 マダラは前年を上回り、ナマコは前年並み、ベニズワイガニは前年を下回りました 。





2022年3月1日火曜日

石川県周辺海域の水温 (期間:2月16日~20日)

 ■ 沿岸の海面水温 2月20日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は11℃台で、過去5年平均との差は-0.5~+0.5℃程度でした。

■ 沿岸観測ブイの水温 今期の水温は10.5~10.9℃で、2月上旬から約0.7℃低下しました。前年同時期との差は- 0.6~-0.4℃、過去5年平均との差は-0.5~-0.3℃でした。

■ 港内の水温 今期の水温は8.8~10.8℃で、前年同時期との差は-1.2~-0.1℃、過去5年平均との差は-1.1~-0.4℃でした。





スルメイカ稚仔調査の結果 (期間:2021年10月~11月)

 ■ 日本海に分布するスルメイカは主に秋頃に生まれ、翌年の春以降に漁獲されます。水産研究・教育機構は孵化直後のスルメイカ稚仔(外套長1~3mm程度)の分布状況を調べるため、毎年秋に山陰から九州北西部の沿岸でプランクトンネットによる採集調査を行っており、昨年10月から11月には合計79点で調査が行われました。

■ 調査点当たりの稚仔採集個体数は0.33尾と前年(0.62尾)および過去10年平均(0.59尾)を下回りました。採集個体数は資源量の多かった2000年代前半より低い水準に留まっていることから、今後も資源動向に注意する必要があります。



石川県主要港の水揚状況 (期間:2月1日~15日)

 ■ 定置網 マイワシ・サバ・ウルメイワシは前年を上回り、カタクチイワシ・スルメイカ・カワハギ・ブリは前年を下回りました。スルメイカは50トン水揚げされましたが、12月から2月前半までの累計は130トンで、前年(340トン)および過去5年平均(243トン)を下回りました。

まき網 サバは前年を上回りました。

底びき網・ごち網 ニギス、ノトエビ(トゲザコエビ他)は前年を上回り、アマエビ・マダラは前年並み、アカガレイ・ズワイガニは前年を下回りました。アマエビは20トン水揚げされましたが、1月から2月前半までの累計は93トンで、前年(70トン)を上回り、過去5年平均(96トン)並みでした。

刺網・釣り・その他 マダラ・スルメイカ・カワハギは前年を上回り、ベニズワイガニは前年並み、フグ類は前年を下回りました。マダラは28トン水揚げされましたが、11月から2月前半までの累計は231トンで、前年(175トン)を上回り、過去5年平均(295トン)を下回りました。