2022年8月19日金曜日

石川県周辺海域の水温 (期間:8月1日~5日)

 ■ 沿岸の海面水温 8月5日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は26~27℃台で、過去5年平均との差は-1.5~±0.0℃程度でした。

沿岸観測ブイの水温 今期の水温は27.1~27.9℃で、7月中旬から約1.5℃上昇しました。前年同時期との差は+ 0.3~+1.7℃、過去5年平均との差は+0.9~+2.1℃でした。

港内の水温 今期の水温は27.1~30.3℃で、前年同時期との差は-1.5~-1.2℃、過去5年平均との差は+0.2~+0.7℃でした。




小型いか釣りのスルメイカの水揚量 (期間:5月1日~7月31日)

 ■ 小型いか釣り漁船によるスルメイカの水揚げは終盤を迎えています。5~7月の県内水揚量は1,588トンで、前年(1,341トン)を上回ったものの、過去5年平均(2,431トン)を下回りました。漁海況情報497号では、5~7月の水揚量は前年および過去5年平均を上回ると予想しましたが、予想を下回る結果となりました。

■ 20尾入りと25尾入りの銘柄割合は合計57%で、過去5年平均の40%よりも高く、魚体サイズは漁期全体では過去5年平均よりも大きめでした。

■ 5~7月の延べ入港隻数は3,322隻であり、前年(4,433隻)および過去5年平均(4,739隻)を下回りました。今年は前年や前々年と同様に漁場の新潟以北への北上が遅く、7月に入っても本県沿岸で操業が続きましたが、漁期全体を通して入港隻数が少なかったことから、全体の水揚量は過去5年平均を下回りました。




大型クラゲ情報 (期間:7月19日~8月8日)

■ 水産研究教育機構、並びに漁業情報サービスセンターが発表した7月19日から8月8日までの大型クラゲに関する情報は以下のとおりです。

日本海 長崎県(対馬)の定置網では大型クラゲの入網が続いています。1日当たりの入網個体数は、8月1日までは2~50個体(傘径30~120cm)でしたが、8月2~3日には300~500個体(傘径60~120㎝)の大量入網があり、網上げ作業に支障が出ています。また、本州日本海側では、7月20~21日に島根県沖のまき網で10~20個体(傘径60㎝前後)の入網があったほか、7月26日に島根県沿岸の底びき網で1個体(傘径60㎝)の入網がありました。

対馬海峡 水産研究・教育機構が7月26~27日および8月2~3日に行った博多・対馬間フェリーによる目視調査では、計90個体(傘径10~70cm)が確認されました。東シナ海 水産研究・教育機構が7月25~31日に行った調査船陽光丸による調査では、目視では確認されなかったものの、調査ネットで3個体(77cm~106cm)採集されました。

■ 本州日本海側では山陰まで分布が確認されており、今後も動向に注意が必要です。

石川県主要港の水揚状況 (期間:7月16日~31日)

 ■ 定置網  シイラ・マダイ・トビウオは前年を上回り、サバ・フクラギ・コゾクラは前年み、サワラ・サゴシ・マアジは前年を下回りました。マアジは25トン水揚げされました。5月から7月の累計は438トンで、前年(702トン)を下回り過去5年平均(498トン)並みでした。

まき網  サバ・ウルメイワシ・マアジは前年を上回り、マイワシは前年を下回りました。

底びき網・ごち網  沖合底びき網のアマエビは前年を下回りました。

刺網・釣り・その他  サザエ・ヤナギバチメは前年並み、ベニズワイガニは前年を下回りました。