2020年12月25日金曜日

石川県周辺海域の海面水温 (期間:12月16日~20日)

■ 沿岸の海面水温 12月20日の本県周辺(海岸線より30海里程 度)の海面水温は13~15℃台であり、過去5年平均との差は-0.5 ~+1.0℃程度でした。
■ 沿岸観測ブイの水温 今期の水温は15.9~16.3℃で、12月上 旬から約1.5 ℃ 低下しました。前年同時期との差は+0.2 ~ + 0.5℃、過去5年平均との差は+0.5~+1.8℃でした。
■ 港内の水温 今期の水温は10.4~15.7℃で、前年同時期との 差は-1.1~+0.1℃、過去5年平均との差は-1.3~+0.6℃でした。

石川県主要港の水揚状況 (期間:12月1日~15日)

■ 定置網 サワラ・サゴシ・ブリ・ソウダガツオ・ マアジ・シイラ・アオリイカは前年を上回り、カタク チイワシは前年並み、サバは前年を下回りまし た。ブリは100トン水揚げされ、11月からの累計 は133トンで、前年(36トン)および過去5年平均 (116トン)を上回りました。フクラギ・コゾクラは 七尾を中心に17トン水揚げされました。10月か らの累計は212トンで、前年(230トン)並みであ り、過去5年平均(265トン)を下回りました。サワ ラ・サゴシは宇出津を中心に229トン水揚げさ れ、9月からの累計は916トンで、前年(601トン) および過去5年平均(812トン)を上回りました。
■ まき網 サバは前年を上回りました。
■ 底びき網・ごち網 ニギス・マダラは前年を上 回り、アマエビ・アカガレイは前年並みでした。ズワ イガニは20トン、コウバコは7トン水揚げされまし た。解禁日からの累計はズワイガニが93トン、コ ウバコが74トンで、ズワイガニは前年(88トン)並 みで過去5年平均(103トン)を下回り、コウバコ も同様に前年(72トン)並みで過去5年平均 (126トン)を下回りました。
■ 刺網・釣り・その他 スルメイカ・マダラ・ブリ は前年を上回り、ベニズワイガニは前年並みでし た。マダラは輪島を中心に35トン水揚げされまし た。11月からの累計は116トンで、前年(172トン) および過去5年平均(164トン)を下回りました。

2020年12月15日火曜日

石川県周辺海域の海面水温 (期間:12月1日~5日)

■ 沿岸の海面水温 12月5日の本県周辺(海岸線より30海里 程度)の海面水温は15~17℃台であり、過去5年平均との差は ±0.0~+1.0℃程度でした。
■ 沿岸観測ブイの水温 今期の水温は17.1~17.9℃で、11月 中旬から約1.6℃低下しました。前年同時期との差は±0.0~+ 1.0℃、過去5年平均との差は±0.0~+1.2℃でした。
■ 港内の水温 今期の水温は12.7~17.4℃で、前年同時期と の差は±0.0~+0.4℃、過去5年平均との差は―0.5~+0.6℃で した。

石川県主要港の水揚状況 (期間:11月16日~30日)

■ 定置網 サワラ・サゴシ・マアジ・シイラ・サ バ・カマスは前年を上回り、フクラギ・コゾクラ・ アオリイカは前年並み、ウマヅラハギ・ソウダガ ツオは前年を下回りました。カマスは11トン水 揚げされました。9~11月の合計は178トン で、前年(53トン)を上回り過去5年平均(270 トン)を下回りました。アオリイカは29トン水揚 げされました。11月の合計は55トンで、前年 (55トン)並みで、過去5年平均(64トン)を下 回りました。
■ まき網 サバは前年を上回り、ブリ・マアジ は前年を下回りました。
■ 底びき網・ごち網 ズワイガニ・コウバコ・ア カガレイは前年並みで、ニギス・アマエビ・マダ ラは前年を下回りました。
■ 刺網・釣り・その他 ベニズワイガニ・スルメイカは前年を上回り、マダラは前年を下回りました。マダ ラは26トン水揚げされました。11月の合計は81トンで、前年(147トン)および過去5年平均(107トン) を下回りました。

スルメイカの漁況の見通し (予報期間:来年1月~3月)

■ スルメイカには秋生まれ群と冬生まれ群があ り、冬に定置網で漁獲されるスルメイカは主に冬生 まれ群です。定置網による水揚量は年変動が大き く、これには海水温が関係しています。過去18年間 の1~3月の水揚量と1月の50m深水温の関係を 調べたところ、能登半島北沖と秋田県西沖の平均 水温が低いほど、水揚量が多い傾向がみられまし た。
■ 海況数値モデル(水産資源研究所)による と、来年1月の能登・秋田県沖の50m深平均水温 は過去5年平均並みになると予測されています。
■ 一方、水産資源研究所によれば、冬生まれ群の資源量は近年減少しており、今年の資源量も前年 および過去5年平均を下回っています。これにともない水揚量は減少する可能性があります。
■ この水温と資源量に基づいて、来年1~3月の定置網による水揚量を予測したところ、342トンと 見積もられました。今期の定置網による水揚量は前年実績(415トン)を下回るものの、過去5年平均 実績(361トン)並みになると予想されます。

2020年12月3日木曜日

ズワイガニの水揚状況 (期間:11月6日~24日)

■ 11月6日にズワイガニ漁が解禁されました。県内主要港の解禁後19日間の水揚量は雄ガニ(加能 ガニ):58.8トン、雌ガニ(香箱):58.9トンでした。
■ 水揚量の前年同期比は雄ガニ:98%、雌ガニ:103%、過去5年平均比は雄ガニ:90%、雌ガニ: 75%であり、雄ガニ・雌ガニとも過去5年平均を下回りました。
■ 出漁隻日当たりの水揚量の前年同期比は雄ガニ:100%、雌ガニ:105%、過去5年平均比は雄ガ ニ:112%、雌ガニ:95%であり、雄ガニは過去5年平均を上回り、雌ガニは同平均並みでした。長期的な 傾向を見ると、雄ガニ・雌ガニともに隻日あたりの水揚量は安定的に推移しています。

フクラギの漁況の見通し (予報期間:10月~来年3月)

■ 2020年10月19日発行の漁海況 情報460号では、10~11月のフクラギ の水揚量の見通しをお知らせしまし た。その後、海況数値モデルの水温予 測値が更新されましたので、改めて10 ~3月の見通しをお知らせします。
■ 盛漁期(10~11月)の水揚量は11 月の富山湾の50m深水温が高いほど多く、越冬期(12~3月)の水揚量は1月の能登半島北西沖の 200m深水温が低いほど多い傾向がみられます。海況数値モデルによると、盛漁期の富山湾の50m 深水温は過去5年平均並み、越冬期の能登半島北西沖の200m深水温は過去5年平均より低くなる と予想されています。水温と水揚量の関係式から、今期の水揚量は479トンと見積もられ、前年(416 トン)および過去5年平均(365トン)を上回ると予想されます。

石川県周辺海域の海面水温 (期間:11月15日~19日)

沿岸の海面水温
11月19日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は16~18℃台 で、過去5年平均との差は+0.5~+1.0℃程度でした。
沿岸観測ブイの水温
今期の水温は18.7~19.5℃で、11月上旬から約1.0℃低下しました。過去5 年平均との差は+0.1~+0.9℃でした。
港内の水温
今期の水温は16.7~19.5℃で、前年同時期との差は-0.1~+0.3℃、過去5年平均 との差は+0.5~+1.0℃でした。

石川県主要港の水揚状況 (期間:11月1日~15日)

定置網
サワラ・サゴシ・シイラ・カマスは前年を上回り、マアジ・アオリイカは前年並みでした。カマスは56トン水揚げされました。9月から11月前半までの累計は167トンで、前年(45トン)を上回り、過去5年平均(200トン)を下回りました。
まき網
サバは前年を上回り、マアジは前年並み、ブリは前年を下回りました。
底びき網・ごち網
アカガレイは前年を上回り、コウバコ・ズワイガニ・マダラは前年並みでした。
刺網・釣り・その他
スルメイカは前年を上回り、ベニズワイガニは前年並み、マダラは前年を下回りました。