2018年10月17日水曜日

石川県周辺海域の水温 (期間:10月5日~9日)

沿岸の海面水温 10月9日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は23℃台で、過去5年平均との差は±0.0℃程度でした。

沿岸観測ブイの水温 今期の水温は22.8~23.9℃で、9月中旬から約1.9℃低下しました。前年同時期との差は-0.2~+1.1℃、過去3年平均との差は-0.3~+1.1℃でした。

港内の水温 今期の水温は22.9~23.8℃で、前年同時期との差は+0.1~+1.5℃、過去3年平均との差は+0.4~+1.9℃でした。

フクラギの漁況の見通し (予報期間:10月~来年3月)

 今年生まれたブリの幼魚(0歳魚)は、本県では7月頃からボウズ(アオコ)やコゾクラ(ツバス)と呼ばれるサイズで定置網に入網し始め、10月にはフクラギと呼ばれるサイズにまで成長します。今年7~9月の主要10港定置網による水揚量は167トン(速報値)であり、過去10年平均(303トン)を大きく下回っています。

盛漁期(10~11月)は11月における富山湾の50m深の水温が高いほど好漁に、越冬期(12~3月)は1月における能登半島北西沖の50m深の水温が低いほど好漁になる関係がそれぞれみられます。今期の水温予測値(※)から水揚量を予測したところ、合計468トンと見積もられました。今後のフクラギ漁は本格化していくものの、10月~来年3月のフクラギの水揚量は期間を通して、過去10年平均をやや下回って推移すると予想されます。
※日本海区水産研究所・拡張版日本海海況予測システム(JADE2)より

カマスの漁況の見通し (予報期間:10月~12月)

石川県の定置網では9月に入ってカマス(アカカマス)の水揚げが徐々に増えてきましたが、9月の水揚量は29トン(速報値)であり、前年(82トン)および過去5年平均(46トン)を下回っています。

8~9月の宇出津港内の水温および9月の水揚量から、10~12月の定置網による水揚量を予測することができます。今期の定置網による水揚量は193トン程度と見積もられ、前年(364トン)および過去5年平均(326トン)を下回ると予想されます


石川県主要港の水揚状況 (期間:9月16日~30日)

定置網 カワハギは前年並み、サワラ・サゴシ・フクラギ・コゾクラ・マアジは前年を下回りました。

まき網 サバ・ブリは前年を上回り、ガンド・フクラギ・コゾクラは前年を下回りました。

底びき網・ごち網 ホッケ・ノドグロは前年を上回り、アマエビ・アンコウは前年並み、ニギス・ハタハタアカガレイは前年を下回りました。

刺網・釣り・その他 アマダイ・メッキダイは前年を上回り、サザエは前年並み、ベニズワイガニ・カワハギは前年を下回りました。