ラベル 底びき網 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 底びき網 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年3月26日水曜日

底びき網の年間水揚状況のまとめ(期間:2024年1月~12月)

■ 2024年の県内主要港(橋立・金沢・富来・ 輪島・蛸島・鵜飼・松波・宇出津・七尾地区)の 沖合底びき網漁業と小型底びき網漁業による 水揚げの概要は以下のとおりです。なお、能登 半島地震により、能登の一部底びき網は操業を 休止していました。

■ 水揚量と水揚金額 2024年の水揚量は 2,508トンで、前年(3,785トン)の66%、過去 10年平均(4,352トン)の58%でした。過去 10年平均に比べて、ズワイガニ雌(香箱ガニ) などが多く、アマエビ・ハタハタ・マダラなどが 少なくなりました。2024年の水揚金額は33.1 億円であり、前年(40.6億円)の81%、過去 10年平均(36.3億円)の91%でした。過去10 年平均に比べて、ニギス・バイガイなどで多 く、アカガレイ・マダラ・スルメイカなどで少なく なりました。

■ 出漁回数 2024年の延べ出漁回数は 4,347回で、前年の59%、過去10年平均の 48%でした。2024年の1回出漁当たりの水揚 金額は76.1万円で、前年の139%、過去10年 平均の185%でした。

■ 産地価格 水揚金額の多い上位40魚種 について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2024年の指数は109.5で、過去10 年平均(91.5)を上回り、前年(108.2)並みでした。過去10年平均に比べて、ズワイガニ雌(香箱ガ ニ)などの単価が低下したものの、アマエビ・ハタハタ・マダラ・スルメイカなどの単価は上昇しました。

2024年3月27日水曜日

底びき網の年間水揚状況のまとめ(期間:2023年1月~12月)

 ■ 2023年の県内主要港(橋立・金沢・富来・輪島・蛸島・鵜飼・宇出津)の沖合底びき網漁業と小型底びき網漁業による水揚げの概要は以下のとおりです。

■ 水揚重量と水揚金額 2023年の水揚重量 は 3,785 ト ン で 、前 年( 3,891 ト ン )の97%、過去10年平均(4,486トン)の84%でした。過去10年平均に比べて、ズワイガニ雌(香箱ガニ)・ホッケなどが多く、ハタハタ・マダラなどが少なくなりました。2023年の水揚金額は40.6 億 円 で あ り 、前 年(37.4億円)の108%、過去10年平均(35.8億円)の113%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・ニギス・ホッケ・スルメイカなどで多く、ハタハタ・マダラなどで少なくなりました。

■ 出漁回数 2023年の延べ出漁回数は7,411回で、前年の95%、過去10年平均の79%でした。また、2023年の1回出漁当たりの水揚金額は54.8万円で、前年の114%、過去10年平均の141%でした。

■ 産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2023年の指数は108.1で、前年(108.5)並みで、過去10年平均(87.5)を上回りました。過去10年平均に比べて、ズワイガニ雌(香箱ガニ)などの単価が低下したものの、ズワイガニ雄(加能ガニ)・アマエビ・ハタハタ・スルメイカなどの単価は上昇しました。

2023年2月17日金曜日

底びき網の年間水揚状況のまとめ (期間:2022年1月~12月)

 ■ 2022年の県内主要港(橋立・金沢・富来・輪島・蛸島・鵜飼・宇出津)の沖合底びき網漁業と小型底びき網漁業による水揚げの概要は以下のとおりです。

水揚重量と水揚金額 2022年の水揚重量は3,891トンで、前年(4,088トン)の95%、過去10年平均(4,656トン)の84%でした。過去10年平均に比べて、ガスエビ(トゲザコエビ他)などが多く、ズワイガニ雄(加能ガニ)・アカガレイなどが少なくなりました。2022年の水揚金額は37.4億円であり、前年(33.9億円)の111%、過去10年平均(35.5億円)の105%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・ズワイガニ雌(香箱ガニ)・ガスエビ(トゲザコエビ他)などで多く、アカガレイなどで少なくなりました。

出漁回数 2022年の延べ出漁回数は7,814回で、前年の100%、過去10年平均の80%でした。また、2022年の1回出漁当たりの水揚金額は47.9万円で、前年の110%、過去10年平均の129%でした。

産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2022年の指数は108.4で、前年(105.4)並みで、過去10年平均(83.5)を上回りました。過去10年平均に比べて、マダイ・ホタルイカ・ホッケなどの単価が低下したものの、ズワイガニ雄・ズワイガニ雌・アマエビ・アカガレイ・ハタハタなどの単価は上昇しました。




2022年2月18日金曜日

底びき網の年間水揚状況のまとめ (期間:2021年1月~12月)

 ■ 2021年の県内主要港(橋立漁港・金沢港・富来漁港・輪島港・蛸島漁港・鵜飼漁港・宇出津港)の沖合底びき網漁業と小型底びき網漁業による水揚げの概要は以下のとおりです。

■ 水揚重量と水揚金額 2021年の水揚重量は4,088トンで、前年(4,075トン)の100%、過去10年平均(4,810トン)の85%でした。過去10年平均に比べて、ノドグロ・ホッケ・スルメイカなどが多く、ズワイガニ・コウバコ・アカガレイなどが少なくなりました。2021年の水揚金額は33.9億円であり、前年(34.0億円)の100%、過去10年平均(35.8億円)の94%でした。過去10年平均に比べて、ノドグロ・ホッケ・スルメイカなどで多く、アカガレイ・ハタハタなどで少なくなりました。

■ 出漁回数 2021年の延べ出漁回数は7,802回で、前年の98%、過去10年平均の77%でした。また、2021年の1回出漁当たりの水揚金額は42.5 万円で、前年の100%、過去10年平均の118%でした。

■ 産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2021年の指数は105.2で、前年(94.7)および過去10年平均(79.7)を上回りました。過去10年平均に比べて、アンコウ・マダラ・ソウハチなどの単価が低下したものの、ズワイガニ・コウバコ・ヤナギムシガレイ・マガレイなどの単価は上昇しました。



2021年2月17日水曜日

底びき網の年間水揚状況のまとめ (期間:2020年1月~12月)

■ 2020年の県内主要港(橋立漁港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・宇出津港)の沖合底びき網漁業と小型底びき網漁業 による水揚げの概要は以下のとおりです。
■ 水揚重量と水揚金額 2020年の水揚重量は4,075 トンで、前年( 4,362 トン) の93%、過去10年平均(5,033トン)の81%で した。過去10年平均に比べて、ヤリイカ・スルメイカが多く、ズワイガニ・アカガレイ・コウバコなどが少なくなりました。2020年の水揚金額は 34.0億円であり、前年(35.4億円)の96%、過去10年平均(36.1億円)の94%でした。過去10年平均に比べて、ズワイガニ・コウバコが多く、 アカガレイ・ニギス・ハタハタなどが少なくなりました。
■ 出漁回数 2020年の延べ出漁回数は7,969回で、前年の90%、過去10年平均の76%でした。また、2020年の1回出漁当たの水揚金額は42.7万円で、前年の106%、過 去10年平均の122%でした。
■ 産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2020年の指数は94.7で、前年(88.4)および過去10年平均(76.6) を上回りました。過去10年平均に比べて、マダイ・ノトエビ(トゲザコエビ他)などの単価が低下したものの、ズワイガニ・アカガレイ・コウバコなどの単価は上昇したため、産地価格指数は過去10年平均を上回 りました。

2020年2月14日金曜日

底びき網の年間水揚状況のまとめ (期間:2019年1月~12月)


2019年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・宇出津港)の沖合底びき網と小型底びき網による水揚げの概要は以下のとおりです。

水揚重量と水揚金額 2019年の水揚重量は4,362トンで、前年(4,499トン)の97%、過去10年平均(5,132トン)の85%でした。過去10年平均に比べて、アマエビが多く、ズワイガニ・アカガレイ・コウバコなどが少なくなりました。2019年の水揚金額は35.4億円であり、前年(35.2億円)の101%、過去10年平均(36.2億円)の98%でした。過去10年平均に比べて、アマエビが多く、アカガレイ・ニギス・ハタハタなどが少なくなりました。

出漁回数 2019年の延べ出漁回数は8,818回で、前年の105%、過去10年平均の82%でした。また、2019年の1回出漁当たりの水揚金額は40.1万円で、前年の96%、過去10年平均の118%でした。

産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2019年の指数は88.2で、前年(83.5)並みであり、過去10年平均(74.3)を上回りました。過去10年平均に比べて、ニギスなどの単価が低下したものの、ズワイガニ・アカガレイ・コウバコなどの単価は上昇しました。

2019年2月15日金曜日

底びき網の年間水揚状況のまとめ (期間:2018年1月~12月)

2018年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・宇出津港)の沖合底びき網と小型底びき網による水揚げの概要は以下のとおりです。

水揚重量と水揚金額 2018年の水揚重量は4,499トンで、前年(4,532トン)の99%、過去10年平均(5,374トン)の84%でした。過去10年平均に比べて、アマエビなどが多く、ズワイガニ・コウバコ・ハタハタなどが少なくなりました。2018年の水揚金額は35.1億円であり、前年(36.7億円)の96%、過去10年平均(36.6億円)の96%でした。過去10年平均に比べて、アマエビなどが多く、ニギス・ハタハタ・メガレイなどが少なくなりました。

出漁回数 2018年の延べ出漁回数は8,404回で、前年の87%、過去10年平均の76%でした。また、2018年の1回出漁当たりの水揚金額は41.8万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2015年以降上昇傾向にあります。

産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2018年の指数は83.3で、前年(85.5)並みであり、過去10年平均(72.4)を上回りました。過去10年平均に比べて、アマエビなどの単価は低下したものの、ズワイガニ・コウバコなどの単価は上昇しました。

2018年2月15日木曜日

底びき網の年間水揚状況のまとめ (期間:2017年1月~12月)

2017年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・宇出津港)の沖合底びき網と小型底びき網による水揚げの概要は以下のとおりです。
水揚重量と水揚金額 2017年の水揚重量は4,532トンで、前年(4,659トン)の97%、過去10年平均(5,534トン)の82%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・マダラ・フグ類などが多く、ハタハタ・ニギス・アカガレイなどが少なくなりました。2017年の水揚金額は36.7億円であり、前年(37.4億円)の98%、過去10年平均(37.1億円)の99%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・ズワイガニ・フグ類・マダラなどが多く、ハタハタ・アカガレイ・ニギスなどが少なくなりました。
出漁回数 2017年の延べ出漁回数は9,608回で、前年の94%、過去10年平均の83%でした。また、2017年の1回出漁当たりの水揚金額は38.2万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2015年以降上昇傾向にあります。
産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2017年の指数は85.5で、前年(83.0)並みで、過去10年平均(70.8)を上回りました。過去10年平均に比べて、ニギスなどの単価は低下したものの、ズワイガニ・コウバコなどの単価が大きく上昇し、全体の価格指数を引き上げました。

2017年2月13日月曜日

底びき網の年間水揚量のまとめ (期間:2016年1月~12月)

2016年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・宇出津港)の沖合底びき網と小型底びき網による水揚げの概要は以下のとおりです。

水揚重量と水揚金額 2016年の水揚重量は4,659トンで、前年(4,899トン)の95%、過去10年平均(5,705トン)の82%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・マダラ・その他フグ類などが多く、ハタハタ・アカガレイ・ズワイガニなどが少なくなりました。2016年の水揚金額は37.4億円であり、前年(38.6億円)の97%、過去10年平均(37.3億円)の100%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・ズワイガニ・その他フグ類などが多く、ハタハタ・アカガレイ・ニギスなどが少なくなりました。
出漁回数 2016年の延べ出漁回数は10,268回で、前年の91%、過去10年平均の86%でした。また、2016年の1回出漁当たりの水揚金額は36.4万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2008年から2014年まで、31.7万円程度で概ね横ばいで推移してきましたが、2016年は2015年に続いて上昇しました。
産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする価格指数を計算したところ、2016年の指数は83.1で、前年(79.9)並みで過去10年平均(69.3)を上回りました。過去10年平均に比べて、ハタハタ・アマエビなどの単価は低下したものの、ズワイガニ・コウバコガニなどの単価が上昇し、全体の価格指数を引き上げました。

2016年2月29日月曜日

底びき網の年間水揚量のまとめ (期間:2015年1月~12月)

2015年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・宇出津港)の沖合底びき網と小型底びき網による水揚げの概要は以下のとおりです。

水揚重量と水揚金額 2015年の水揚重量は4,866トンで、前年(4,735トン)の103%、過去10年平均(5,809トン)の84%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・マダラなどが多く、ハタハタ・ニギス・コウバコガニなどが少なくなりました。2015年の水揚金額は38.5億円であり、前年(34.1億円)の113%、過去10年平均(37.2億円)の103%でした。過去10年平均に比べて、ズワイガニ・コウバコガニ・アマエビ・マダラなどが多く、アカガレイ・ハタハタなどが少なくなりました。
出漁回数 2015年の延べ出漁回数は11,249回で、前年の105%、過去10年平均の93%でした。また、2015年の1回出漁当たりの水揚金額は34.2万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2008年以降、31.7万円程度で概ね横ばいで推移してきましたが、2015年は34.2万円とやや増加しました。
産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする価格指数を計算したところ、2015年の指数は77.5で、前年(68.8)および過去10年平均(68.3)を上回りました。過去10年平均に比べて、ハタハタ・アマエビなどの単価は低下したものの、特にズワイガニ・コウバコガニの単価が大きく上昇し、全体の価格指数を引き上げました。

2015年2月27日金曜日

底びき網の年間水揚量のまとめ (期間:2014年1月~12月)

2014年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松 波港・宇出津港)の沖合底びき網と小型 底びき網による水揚げの概要は以下のとおりです。

水揚重量と水揚金額 2014年の水揚重量は4,735トンで、前年(5,122トン)の92%、過去10年平均(6,029トン)の79%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・マダラが多かったものの、ハタハタ・ニギス・ホッケなどが少なく、ハタハタの減少が顕著でした。2014年の水揚金額は34.1億円であり、前年(35.0億円)の97%、過去10年平均(38.0億円)の90%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・ズワイガニは多かったものの、ハタハタ・ニギス・アカガレイなどが少なくなりました。

出漁回数 2014年の延べ出漁回数は10,724回で、前年の96%、過去10年平均の86%でした。また、2014年の1回出漁当たりの水揚金額は31.8万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2008年以降、概ね横ばいで推移しています。

産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする価格指数を計算したところ、2014年の指数は67.9で、前年(68.6)および過去10年平均(67.6)並みでした。過去10年平均に比べて、アマエビ・アカガレイ・ハタハタの単価は低下したもののズワイガニの単価は上昇しました。

2014年2月7日金曜日

底曳網の年間水揚量のまとめ (期間:2013年1月~12月)

2013年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松 波港・宇出津港)の沖合底曳網と小型 底曳網による水揚げの概要は以下のとおりです。
水揚重量と水揚金額 2013年の水揚重量は5,122トンで、前年(5,586トン)の92%、過去10年平均(6,160トン)の83%でした。過去10年平均に比べて、アカガレイ・マダラなどが多かったものの、ハタハタ・アンコウ・ホッケなどが少なく、特 にハタハタの減少が目立ちました。一方、2013年の水揚金額は35.0億円であり、前年の100%、過去10年平均の91%でした。過去10年平均に比べて、ズワイガニ・コウバコなどは多かったものの、ハタハタ・アマエビ・アカガレイ・ニギスなどが少なく、ハタハタの減少が目立ちました。

出漁回数 2013年の延べ出漁回数は11,217回で、前年の100%、過去10年平均の88%でした。また、2013年の1回出漁当たりの水揚金額は31.2万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2008年以降、概ね横ばいで推移しています。

産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする価格指数を計算したところ、2013年の指数は68.6で、前年(66.9)・過去10年平均(67.7)をわずかに上回りました。過去10年平均に比べて、アカガレイ・ニギスの単価
は低下したもののズワイガニ・コウバコの単価は上昇しました。

2013年2月1日金曜日

底びき網漁業の年間水揚げ状況(平成24年のまとめ)-1

・集計期間:平成24年1月~12月
・漁業種類:沖合底びき網漁業・小型底びき網漁業
・集計対象港:橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松波港・宇出津港

1 水揚量と金額(図1・図2)
 石川県内主要港における平成24年の水揚量は5,586トンでした。ハタハタが低調だったことなどにより平年(過去10年平均)をやや下回りました(平年比91%・前年比99%)。

 水揚金額は35億2千万円でした。水揚金額に占める割合が最も高いズワイガニ(雄)・コウバコガニは平年を上回りましたが、アマエビ・アカガレイ・ハタハタはいずれも平年を下回り、全体では平年をやや下回りました(平年比91%・前年比95%)。

(海洋資源部 木本昭紀)

底びき網漁業の年間水揚げ状況(平成24年のまとめ)-2

2 出漁回数(図3)

 年間延べ出漁回数は11,225回で、平年の87%、前年の100%でした。近年の推移を見ると、平成20年・21年に急減した後、横ばいで推移しています。出漁1回当たりの水揚げ金額はやや上向きで推移しています。

3 産地価格(図4)
 県内産地価格(底びき網)の推移について、平成7年を100とした指数でみると、平成24年は77で前年をやや上回りました(前年比104%)。近年の推移をみると、平成18年以降はほぼ横ばいで推移しています。
(海洋資源部 木本昭紀)

2012年11月22日木曜日

ズワイガニ・コウバコガニの水揚げ状況

 11月6日から解禁となったズワイガニ・コウバコガニは、荒天が続いたため低調な水揚げとなりました。解禁後10日間の水揚げ状況を過去5年平均と比較すると、延べ水揚げ隻数(橋立港・金沢港・蛸島港)は39%、水揚げ量はズワイガニが45%、コウバコガニが67%で、いずれも平均を下回りました(図1)。1出漁あたりの水揚げ量はズワイガニ・コウバコガニともに過去5年平均を上回りました(図2)。


2012年1月31日火曜日

底びき網漁業の年間水揚げ状況(平成23年のまとめ)





・集計期間:平成23年1月~12月

・漁業種類:石川県内主要港の沖合底びき網漁業と小型底びき網第一種漁業
・集計対象港:橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松波港・宇出津港

1 水揚げ量と金額(図1)
石川県内主要港における平成23年の水揚げ量は5,637トンで、平年(過去10年平均)並みでした(平年比92%、前年比90%)。ズワイガニ(雄)・アカガレイ・ヤナギムシガレイ(めがれい)などが好調でしたが、ハタハタ・アマエビは不調でした。水揚げ金額は37億1千万円で、平年並みでした(平年比94%、前年比100%)。

2 出漁回数(図2)
年間延べ出漁回数は11,255回で、平年の85%、前年の98%でした。出漁回数は引き続き減少傾向にありますが、出漁1回当たりの水揚げ金額はやや上向きで推移しています。

3 産地価格(図3)
県内産地価格(底びき網)の推移について、平成7年を100とした指数でみると、平成23年は75で前年を上回りました(前年比107%)。近年の推移をみると、平成18年以降横ばいで推移しています。

(海洋資源部 木本昭紀)