2021年2月17日水曜日

底びき網の年間水揚状況のまとめ (期間:2020年1月~12月)

■ 2020年の県内主要港(橋立漁港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・宇出津港)の沖合底びき網漁業と小型底びき網漁業 による水揚げの概要は以下のとおりです。
■ 水揚重量と水揚金額 2020年の水揚重量は4,075 トンで、前年( 4,362 トン) の93%、過去10年平均(5,033トン)の81%で した。過去10年平均に比べて、ヤリイカ・スルメイカが多く、ズワイガニ・アカガレイ・コウバコなどが少なくなりました。2020年の水揚金額は 34.0億円であり、前年(35.4億円)の96%、過去10年平均(36.1億円)の94%でした。過去10年平均に比べて、ズワイガニ・コウバコが多く、 アカガレイ・ニギス・ハタハタなどが少なくなりました。
■ 出漁回数 2020年の延べ出漁回数は7,969回で、前年の90%、過去10年平均の76%でした。また、2020年の1回出漁当たの水揚金額は42.7万円で、前年の106%、過 去10年平均の122%でした。
■ 産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2020年の指数は94.7で、前年(88.4)および過去10年平均(76.6) を上回りました。過去10年平均に比べて、マダイ・ノトエビ(トゲザコエビ他)などの単価が低下したものの、ズワイガニ・アカガレイ・コウバコなどの単価は上昇したため、産地価格指数は過去10年平均を上回 りました。

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