2022年10月28日金曜日

大型クラゲ情報 (期間:10月13日~21日)  

■ 石川県および水産研究・教育機構、漁業情報サービスセンターが10月21日までに発表した大型クラゲに関する情報は以下のとおりです。

日本海  山口県から秋田県の広い範囲の定置網や底びき網などで入網しています。1日当たりの入網個体数は数個体程度です。

太平洋  10月18日に岩手県の定置網で1個体(傘径50~100㎝)の入網がありました。

石川県  9月29日~10月16日に金沢の定置網や底びき網で1~5個体(小型~大型)の入網がありました。また、調査船白山丸による目視調査では、10月6日に能登沖で1個体(中型)が確認されました。 

石川県周辺海域の水温 (期間:10月16日~20日)

 ■ 沿岸の海面水温  10月20日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は20~22℃台で、過去5年平均との差は-1.5~±0.0℃程度でした。

沿岸観測ブイの水温  今期の水温は21.6~22.4℃で、10月上旬から約2.4℃低下しました。前年同時期との差は-1.2~-0.7℃、過去5年平均との差は-0.3~+0.1℃でした。

港内の水温  今期の水温は21.5~22.3℃で、前年同時期との差は-1 . 2~-0.3℃、過去5年平均との差は-0.1~+1.3℃でした。





調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:10月13日~20日)

 ■ 調査船白山丸は10月13日から20日に山陰沖から日本海中央部(大和堆周辺)でイカ釣り調査を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は0.4~21.5尾であり、日本海中央部のうち大和堆南東部(操業日10月19日)では比較的多く分布していました。日本海中央部の平均CPUEは9.5尾であり、前年(13.2尾)および過去5年平均(11.8尾)を下回りました。定点調査ではないため厳密に比較できませんが、今年10月の日本海中央部のスルメイカの分布量は前年および過去5年平均を下回っていると考えられます。本調査のスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は22.2cmであり、前年(21.1cm)および過去5年平均(21.3cm)よりやや大きめでした。なお、今年度の白山丸によるスルメイカ漁場調査は今航海で終了となります。




石川県主要港の水揚状況 (期間:10月1日~15日)

 ■ 定置網  フクラギ・コゾクラ・カマス・サバは前年を上回り、サワラ・サゴシは前年を下回りました。

まき網  ガンド・サバ・ブリは前年を下回りました。

底びき網・ごち網  ニギス・アマエビ・ホッケは前年を下回りました。

刺網・釣り・その他  ベニズワイガニ・スルメイカ・ヤナギバチメは前年を下回りました。

2022年10月18日火曜日

石川県周辺海域の水温 (期間:10月1日~5日)

沿岸の海面水温 10月5日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は23~24℃台で、過去5年平均との差は-0.5℃~+1.5℃程度でした。

沿岸観測ブイの水温 今期の水温は23.8~25.0℃で、9月中旬から約1.8℃低下しました。前年同時期との差は-0.5~+0.3℃、過去5年平均との差は+0.1~+0.8℃でした。

※観測ブイの位置:橋立、富来、門前、曽々木、小泊、小浦、鵜川、岸端の各沿岸

港内の水温 今期の水温は24.5~26.1℃で、前年同時期との差は-0.4~+1.1℃、過去5年平均との差は+0.5~+2.3℃でした。

※港内:橋立漁港、宇出津港、石崎漁港


石川県主要港の水揚状況 (期間:9月16日~30日)

 ■ 定置網 サバ・サワラ・サゴシは前年を上回り、フクラギ・コゾクラは前年並み、シイラは前年を下回りました。

まき網 サバ・ガンド・マアジは前年を上回りました。

底びき網・ごち網 アマエビ・アカガレイは前年並み、ニギス・ホッケは前年を下回りました。

刺網・釣り・その他 ベニズワイガニ・スルメイカは前年を上回り、サザエは前年並みでした。

フクラギの漁況の見通し (予報期間:10月~11月)

 ■ 今年生まれたブリ幼魚は、本県では7月頃からボウズやコゾクラと呼ばれるサイズで定置網に入網し始め、10月頃にはフクラギと呼ばれるサイズに成長します。今年7~9月の主要10港の定置網による水揚量は119トン(速報値) であり、過去5年平均(218トン)を下回っています。

■ 10~11月の水揚量については、11月1日時点の能登半島北西沖の50m深水温が低い年ほど多い傾向がみられ、今年の水温は過去5年平均よりやや高いと予測されています。水温と水揚量の関係式から、10~11月の水揚量は148トンと見積もられ、前年(69トン)を上回り、過去5年平均(176トン)をやや下回ると予想されます。




カマスの漁況の見通し (予報期間:10月~12月)

■ 石川県の定置網では例年9月以降にカマス(アカカマス)の水揚げが本格化します。今年9月の水揚量は35トン(速報値)であり、前年(5トン)および過去5年平均(27トン)を上回っています。

■ 10~12月の定置網による水揚量は9月の水揚量が多いほど多くなる傾向がみられます。9月と10~12月の水揚量の関係式から、今期の定置網による水揚量は208トン程度と見積もられ、前年(75トン)および過去5年平均(161トン)を上回ると予想されます。





大型クラゲ情報 (期間:9月30日~10月12日)

 ■ 石川県および水産研究・教育機構、漁業情報サービスセンターが10月12日までに発表した大型クラゲに関する情報は以下のとおりです。

日本海 山口県から秋田県の広い範囲の定置網や底びき網などで入網しています。1日当たりの

入網個体数は数個体程度です。

太平洋 10月1日に岩手県の定置網で1個体(傘径50~100㎝)の入網がありました。

石川県 9月30日~10月6日に金沢の底びき網で1~6個体(小型~大型)の入網がありました。

対馬海峡 水産研究・教育機構が行った博多・対馬間フェリーによる目視調査では、大型クラゲは確認されませんでした。

■ 全国的に出現数は減少しているものの、県内の定置網や底びき網では依然として入網が続いていることから、引き続き注意して下さい。

2022年10月4日火曜日

調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:9月22日~28日)

 ■ 調査船白山丸は9月22日から28日に日本海中央部(大和堆周辺海域)でイカ釣り調査を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は0.4~18.3尾でした。今回調査した日本海中央部の平均CPUEは10.0尾であり、前年同時期平均(21.4尾)および過去5年平均(17.6尾)を下回りました。定点調査ではないため厳密には比較できませんが、今期の日本海中央部のスルメイカの分布量は前年および過去5年平均を下回っていると考えられます。本調査のスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は21.0cmであり、前年(21.0cm)および過去5年平均(20.9cm)並みでした。





大型クラゲ情報 (期間:9月7日~10月2日)

 ■ 当センターがとりまとめた県内における大型クラゲに関する情報、並びに水産研究・教育機構および漁業情報サービスセンターが発表した10月2日までの大型クラゲに関する情報は以下のとおりです。

日本海 山口県から北海道の広い範囲の定置網や底びき網などで入網しています。1日当たりの入網個体数は数個体から数十個体程度です。

太平洋 9月22日~27日に岩手県および青森県の定置網で1日当たり1~2個体(傘径40~100㎝以上)の入網がありました。

石川県 9月23日~10月2日に金沢の底びき網で1~8個体(小型~大型)の入網がありました。また、9月29日に輪島の定置網で1個体(中型)の入網がありました。

対馬海峡 9月10日~27日に底びき網で1日当たり数個体程度の入網がありました。また、水産研究・教育機構が行った博多・対馬間フェリーによる目視調査では、9月11日~12日に計4個体(傘径30~40cm)が確認されています。

石川県周辺海域の水温 (期間:9月16日~20日)

 ■ 沿岸の海面水温 9月20日の本県周辺(海岸線より30海里程度)の海面水温は25~26℃台で、過去5年平均との差は±0.0~+1.0℃程度でした。

沿岸観測ブイの水温 今期の水温は25.2~27.2℃で、9月上旬から約0.9℃低下しました。前年同時期との差は+0.2~+1.8℃、過去5年平均との差は-0.0~+1.6℃でした。

港内の水温 今期の水温は27.0~28.8℃で、前年同時期との差は+1.2~+3.0℃、過去5年平均との差は+1.4~+2.7℃でした。






アオリイカの漁況の見通し (予報期間:9月~12月)

 ■ アオリイカは日本海側では青森県以南の沿岸域に分布し、水温の季節変動にあわせて、春に北上し、秋に南下します。石川県では南下期の個体が漁獲対象となっており、9~12月に主に定置網で漁獲されます。

■ 9~12月の定置網による水揚量と9月上旬の能登半島東部沿岸の水温の間には正の相関関係が認められ、水温が高いほど水揚量が多い傾向がみられます。今年の水温は27.0℃であり、この値を水温と水揚量の関係式に当てはめると、今年9~12月の定置網による水揚量は150トン程度と推定され、前年(99トン)および過去5年平均(116トン)を上回ると予想されます。




石川県主要港の水揚状況 (期間:9月1日~15日)

 ■ 定置網 サバ・カマスは前年を上回り、フクラギ・コゾクラは前年並み、シイラ・

マアジは前年を下回りました。マアジは15トン水揚げされました。5月から9月前半の累計は492トンで、前年(825トン)および過去5年平均(576トン)を下回りました。

まき網 サバ・マアジは前年を上回りました。

底びき網・ごち網 ニギス・ホッケは前年を上り、アマエビ・アカガレイは前年並みでした。

刺網・釣り・その他  スルメイカ・ベニズワイガニは前年を上回り、サザエは前年を下回りました。ベニズワイガニは39トン水揚げされました。3月から9月前半の累計は549トンで、前年(584トン)および過去5年平均(576トン)並みでした。