2022年10月18日火曜日

フクラギの漁況の見通し (予報期間:10月~11月)

 ■ 今年生まれたブリ幼魚は、本県では7月頃からボウズやコゾクラと呼ばれるサイズで定置網に入網し始め、10月頃にはフクラギと呼ばれるサイズに成長します。今年7~9月の主要10港の定置網による水揚量は119トン(速報値) であり、過去5年平均(218トン)を下回っています。

■ 10~11月の水揚量については、11月1日時点の能登半島北西沖の50m深水温が低い年ほど多い傾向がみられ、今年の水温は過去5年平均よりやや高いと予測されています。水温と水揚量の関係式から、10~11月の水揚量は148トンと見積もられ、前年(69トン)を上回り、過去5年平均(176トン)をやや下回ると予想されます。




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