2019年2月15日金曜日

底びき網の年間水揚状況のまとめ (期間:2018年1月~12月)

2018年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・宇出津港)の沖合底びき網と小型底びき網による水揚げの概要は以下のとおりです。

水揚重量と水揚金額 2018年の水揚重量は4,499トンで、前年(4,532トン)の99%、過去10年平均(5,374トン)の84%でした。過去10年平均に比べて、アマエビなどが多く、ズワイガニ・コウバコ・ハタハタなどが少なくなりました。2018年の水揚金額は35.1億円であり、前年(36.7億円)の96%、過去10年平均(36.6億円)の96%でした。過去10年平均に比べて、アマエビなどが多く、ニギス・ハタハタ・メガレイなどが少なくなりました。

出漁回数 2018年の延べ出漁回数は8,404回で、前年の87%、過去10年平均の76%でした。また、2018年の1回出漁当たりの水揚金額は41.8万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2015年以降上昇傾向にあります。

産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2018年の指数は83.3で、前年(85.5)並みであり、過去10年平均(72.4)を上回りました。過去10年平均に比べて、アマエビなどの単価は低下したものの、ズワイガニ・コウバコなどの単価は上昇しました。

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