2020年2月14日金曜日

底びき網の年間水揚状況のまとめ (期間:2019年1月~12月)


2019年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・宇出津港)の沖合底びき網と小型底びき網による水揚げの概要は以下のとおりです。

水揚重量と水揚金額 2019年の水揚重量は4,362トンで、前年(4,499トン)の97%、過去10年平均(5,132トン)の85%でした。過去10年平均に比べて、アマエビが多く、ズワイガニ・アカガレイ・コウバコなどが少なくなりました。2019年の水揚金額は35.4億円であり、前年(35.2億円)の101%、過去10年平均(36.2億円)の98%でした。過去10年平均に比べて、アマエビが多く、アカガレイ・ニギス・ハタハタなどが少なくなりました。

出漁回数 2019年の延べ出漁回数は8,818回で、前年の105%、過去10年平均の82%でした。また、2019年の1回出漁当たりの水揚金額は40.1万円で、前年の96%、過去10年平均の118%でした。

産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2019年の指数は88.2で、前年(83.5)並みであり、過去10年平均(74.3)を上回りました。過去10年平均に比べて、ニギスなどの単価が低下したものの、ズワイガニ・アカガレイ・コウバコなどの単価は上昇しました。

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