2022年2月18日金曜日

底びき網の年間水揚状況のまとめ (期間:2021年1月~12月)

 ■ 2021年の県内主要港(橋立漁港・金沢港・富来漁港・輪島港・蛸島漁港・鵜飼漁港・宇出津港)の沖合底びき網漁業と小型底びき網漁業による水揚げの概要は以下のとおりです。

■ 水揚重量と水揚金額 2021年の水揚重量は4,088トンで、前年(4,075トン)の100%、過去10年平均(4,810トン)の85%でした。過去10年平均に比べて、ノドグロ・ホッケ・スルメイカなどが多く、ズワイガニ・コウバコ・アカガレイなどが少なくなりました。2021年の水揚金額は33.9億円であり、前年(34.0億円)の100%、過去10年平均(35.8億円)の94%でした。過去10年平均に比べて、ノドグロ・ホッケ・スルメイカなどで多く、アカガレイ・ハタハタなどで少なくなりました。

■ 出漁回数 2021年の延べ出漁回数は7,802回で、前年の98%、過去10年平均の77%でした。また、2021年の1回出漁当たりの水揚金額は42.5 万円で、前年の100%、過去10年平均の118%でした。

■ 産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2021年の指数は105.2で、前年(94.7)および過去10年平均(79.7)を上回りました。過去10年平均に比べて、アンコウ・マダラ・ソウハチなどの単価が低下したものの、ズワイガニ・コウバコ・ヤナギムシガレイ・マガレイなどの単価は上昇しました。



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