2015年2月27日金曜日

底びき網の年間水揚量のまとめ (期間:2014年1月~12月)

2014年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松 波港・宇出津港)の沖合底びき網と小型 底びき網による水揚げの概要は以下のとおりです。

水揚重量と水揚金額 2014年の水揚重量は4,735トンで、前年(5,122トン)の92%、過去10年平均(6,029トン)の79%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・マダラが多かったものの、ハタハタ・ニギス・ホッケなどが少なく、ハタハタの減少が顕著でした。2014年の水揚金額は34.1億円であり、前年(35.0億円)の97%、過去10年平均(38.0億円)の90%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・ズワイガニは多かったものの、ハタハタ・ニギス・アカガレイなどが少なくなりました。

出漁回数 2014年の延べ出漁回数は10,724回で、前年の96%、過去10年平均の86%でした。また、2014年の1回出漁当たりの水揚金額は31.8万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2008年以降、概ね横ばいで推移しています。

産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする価格指数を計算したところ、2014年の指数は67.9で、前年(68.6)および過去10年平均(67.6)並みでした。過去10年平均に比べて、アマエビ・アカガレイ・ハタハタの単価は低下したもののズワイガニの単価は上昇しました。

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