2017年2月13日月曜日

底びき網の年間水揚量のまとめ (期間:2016年1月~12月)

2016年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・宇出津港)の沖合底びき網と小型底びき網による水揚げの概要は以下のとおりです。

水揚重量と水揚金額 2016年の水揚重量は4,659トンで、前年(4,899トン)の95%、過去10年平均(5,705トン)の82%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・マダラ・その他フグ類などが多く、ハタハタ・アカガレイ・ズワイガニなどが少なくなりました。2016年の水揚金額は37.4億円であり、前年(38.6億円)の97%、過去10年平均(37.3億円)の100%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・ズワイガニ・その他フグ類などが多く、ハタハタ・アカガレイ・ニギスなどが少なくなりました。
出漁回数 2016年の延べ出漁回数は10,268回で、前年の91%、過去10年平均の86%でした。また、2016年の1回出漁当たりの水揚金額は36.4万円でした。1回出漁当たりの水揚金額は2008年から2014年まで、31.7万円程度で概ね横ばいで推移してきましたが、2016年は2015年に続いて上昇しました。
産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする価格指数を計算したところ、2016年の指数は83.1で、前年(79.9)並みで過去10年平均(69.3)を上回りました。過去10年平均に比べて、ハタハタ・アマエビなどの単価は低下したものの、ズワイガニ・コウバコガニなどの単価が上昇し、全体の価格指数を引き上げました。

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