2023年2月17日金曜日

底びき網の年間水揚状況のまとめ (期間:2022年1月~12月)

 ■ 2022年の県内主要港(橋立・金沢・富来・輪島・蛸島・鵜飼・宇出津)の沖合底びき網漁業と小型底びき網漁業による水揚げの概要は以下のとおりです。

水揚重量と水揚金額 2022年の水揚重量は3,891トンで、前年(4,088トン)の95%、過去10年平均(4,656トン)の84%でした。過去10年平均に比べて、ガスエビ(トゲザコエビ他)などが多く、ズワイガニ雄(加能ガニ)・アカガレイなどが少なくなりました。2022年の水揚金額は37.4億円であり、前年(33.9億円)の111%、過去10年平均(35.5億円)の105%でした。過去10年平均に比べて、アマエビ・ズワイガニ雌(香箱ガニ)・ガスエビ(トゲザコエビ他)などで多く、アカガレイなどで少なくなりました。

出漁回数 2022年の延べ出漁回数は7,814回で、前年の100%、過去10年平均の80%でした。また、2022年の1回出漁当たりの水揚金額は47.9万円で、前年の110%、過去10年平均の129%でした。

産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2022年の指数は108.4で、前年(105.4)並みで、過去10年平均(83.5)を上回りました。過去10年平均に比べて、マダイ・ホタルイカ・ホッケなどの単価が低下したものの、ズワイガニ雄・ズワイガニ雌・アマエビ・アカガレイ・ハタハタなどの単価は上昇しました。




0 件のコメント:

コメントを投稿