2010年11月18日木曜日

大型クラゲの出現状況について

・県内における確認状況
石川県内では、11月14日に橋立沖の底びき網(カニ場)で数個体(傘径50‐100㎝)の入網が確認されました。
・県外における確認状況
11月8日付けで発表された(独)水産総合センター発行の黄海・東シナ海・日本海の「大型クラゲの出現について(第4報)」の概要は以下の通りです。
(対馬海峡)西水道で10月に大型クラゲの出現がやや増加していますが、量的には昨年よりかなり少ない状況です。
(日 本 海)ごく少量の大型クラゲが散発的に入網する程度であり、出現量は昨年に比べて非常に少ない状況です。
(黄海及び東シナ海)10月に済州島西沖でまき網により大型クラゲが若干捕獲されています。また、9~10月に韓国の西岸および同南岸で若干の大型クラゲが継続して出現しましたが、昨年よりかなり少ない状況です。
いずれの海域でも出現量はかなり少ない状況が続いていることから、今後も石川県沿岸で大量出現する可能性は低いと考えられますが、引き続き今後の情報にご注意ください。

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