2010年12月8日水曜日

世界最大のウミガメ『オサガメ』が現れました!

12月4日に七尾市佐々波沖の定置網で、カメの仲間では世界最大となるオサガメが網に入りました。
(その後、無事に再放流されました。)
生息数が少なく人工飼育も難しいことから絶滅の危機に瀕しているウミガメで、国内法や国際条約により、死体であっても許可がない限り捕獲、所持、譲渡などが禁止されています。県内では過去に数例の漂着や混獲が報告されています。
混獲した場合は速やかに再放流してください
特徴は、全身が黒く、通常のカメに見られるような亀甲模様がなく甲羅は皮膚に覆われ、7本の筋状の盛りあがりがあります。遊泳能力は他のウミガメに比べて極めて高く、網の中で激しく暴れることもあります。その一方で、他のウミガメに比べて甲羅が柔らかく傷つきやすいため、再放流の際の取り扱いには注意が必要です。

昔話の『浦島太郎』に出てくるカメは本種がモデルになったと考えられています。

(株)佐々波鰤網のブログに当日の詳しい状況が書かれていますので、ご覧いただければと思います
(株)佐々波鰤網のブログはこちら→ さざなみ漁師の戯言 

1 件のコメント:

  1. オサガメ確認記録
    ・2010年12月4日 石川県七尾市佐々波沖
    ・2006年10月22日 石川県鳳珠郡能登町宇出津沖

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