2011年1月7日金曜日

定置網漁業の年間水揚げ状況(平成22年)

・集計期間:平成22年1月~12月

・漁業種類:石川県内主要港の大型定置網漁業と小型定置網漁業
・集計対象港:橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松波港・宇出津港・七尾地区

1 漁獲量(図1)
石川県内主要港における平成22年の漁獲量は14,981トンで、平年並みでした(平年比108%、前年比98%)。
マアジ・マサバ・サワラ・スルメイカが不調でしたが、ブリ・クロマグロ(メジを含む)・マダイ・アオリイカ・カマスなどが好調でした。

2 水揚金額(図1)

水揚げ金額は37.3億円で、平年を下回りました(平年比91%、前年比93%)。水揚げ金額に占める割合が最も高いブリ類(ブリ・ガンド・フクラギ)の価格が低下したことやマアジ・サワラが不調だったことなどから、過去10年間では平成15年・17年に次ぐ低い値となりました。


3 産地価格(図2)

県内産地価格(定置網漁業)の推移について、平成7年を100とした指数でみると、平成22年は73で前年を下回り(前年比95%)、平成7年以降、低下傾向が続いています。 

(海洋資源部 木本昭紀)

 


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