2011年9月12日月曜日

大型くらげ情報(独立行政法人 水産総合研究センター)



 独立行政法人水産総合研究センターが発表した大型クラゲの出現に関する現在までの情報は以下のとおりです。


[大型クラゲの出現状況](右図参照)
・黄海および東シナ海では、8月17日~23日の目視調査で少数の大型クラゲが確認されました。
・対馬海峡東水道では、8月23日の目視調査で今年度初めて大型クラゲが確認されました。

 以上のように、現時点での大型クラゲの出現量は、黄海および東シナ海では出現量の少なかった平成20年度と同程度であり、対馬海峡を通過した大型クラゲも昨年同様非常に少ない状況にあります。

[大型クラゲ出現予測について(9月下旬)]
 黄海中央部の大型クラゲ群は、引き続き黄海内部に滞留し、日本周辺水域への大量出現の可能性は低いと思われます。また、日本海に流入した大型クラゲは、大部分が沖合域に運ばれることから、能登半島以西において散発的に出現する程度で、大量出現する可能性は低いと思われます。

[県内沿岸(白山丸目視調査結果)]
 7月28日~29日に輪島市沖合で大型クラゲの目視調査を実施しましたが、確認されませんでした。

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