2012年1月23日月曜日

定置網漁業の年間水揚げ状況(平成23年のまとめ)




・集計期間:平成23年1月~12月

・漁業種類:石川県内主要港の大型定置網漁業と小型定置網漁業
・集計対象港:橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松波港・宇出津港・七尾地区

1 漁獲量(図 1)
石川県内主要港における平成23年の漁獲量は、15,457トンで平年並みでした(平年比111%、前年比103%)。ブリが1月に記録的な豊漁となった他、ガンド・フクラギ・マイワシ・マダラが好調でしたが、マアジ・カタクチイワシ・ソウダガツオ・シイラ・アオリイカが低調でした。

2 水揚金額(図 1)
水揚げ金額は53.5億円で、平年を上回りました(平年比132%、前年比144%)。水揚げ金額に占める割合が最も高いブリの水揚げが好調だったことや、サワラの漁獲サイズが大型主体となり、平均単価が前年を3割ほど上回ったことなどから、平成7年以降では最も高い値となりました。

3 産地価格(図2)
県内産地価格(定置網漁業)の推移について、平成7年を100とした指数でみると、平成23年は73で前年並みでした。近年の推移をみると、平成21年に急激に下落した後、横ばいで推移しています。
(海洋資源部 木本昭紀)


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