2012年11月1日木曜日

平成24年度大型クラゲ情報 第6号-1


  10月26日に独立行政法人水産総合研究センターがとりまとめた大型クラゲの出現と予測に関する情報によれば、10月に実施した分布調査の結果、黄海から東シナ海および対馬海峡での大型クラゲの分布密度は低下していることが確認されました。日本海への大型クラゲの流入量は今後低下すると予測されています。


  漁業情報サービスセンターが10月26日現在で集計した、直近2週間の1日あたりの入網、目視数の分布を図1に示しました。出現範囲は、対馬海峡から太平洋岸の宮城県沿岸にかけての海域に及んでいます。各地の入網数は、いずれも最大20個体程度であり、まとまった出現は報告されていません。しかし、依然として対馬海峡から大型クラゲが流入していることから、今後も各地で出現が続くとみられています。

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