2014年6月13日金曜日

小型いか釣りのスルメイカ水揚状況 (期間:5月1日~6月9日)

小型いか釣り漁船によるスルメイカの水揚げも中盤になっています。漁期開始の5月上旬には水揚げが少なく、魚体も小型であり、漁模様が心配されましたが、その後、順調な水揚げが続いています。

5月1日から6月9日の県内水揚量は1,554トンであり、前年同時期(1,992トン)を下回っているものの過去5年平均(1,450トン)をやや上回っています。また、6月以降の水揚量は前年をやや上回っています。

5月中旬まで主な漁場は富来沖であり、スルメイカの大部分が西海港と門前港に水揚げされていました。5月下旬以降、漁場は猿山岬沖から金沢沖に広がり、金沢港への水揚げも増加しています。

5月上旬に水揚げされたスルメイカの大部分は40尾以上入りでしたが、5月中旬以降、30尾入りと25尾入りの水揚げが増加し、魚体は徐々に大きくなっています。しかしながら、6月以降も過去5年平均に比べて40尾以上入りと30尾入りの割合がやや高く、魚体
の小さい状況が続いています。

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