2015年1月27日火曜日

定置網の年間水揚量のまとめ (期間:2014年1月~12月)

2014年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松波港・宇出津港・七尾地区)の定置網による水揚げの概要は以下のとおりです。

水揚重量 2014年の水揚重量は13,638トンであり、前年(18,322トン)の74%、過去10年平均(14,961トン)の91%でした。過去10年平均に比べて、フクラギ・サバなどが多く水揚げされたものの、マアジ・マイワシ・カタクチイワシ・マルソウダ・ブリなどが少なくなりました。一昨年はマイワシの水揚げが好調で、総重量を大きく押し上げましたが、昨年はマイワシの水揚げが低調であったため、総重量も一昨年を大きく下回りました。

水揚金額 2014年の水揚金額は35.3億円であり、前年(42.0億円)の84%、過去10年平均(41.4億円)の85%でした。単価の高いブリや重量割合の高いマアジの水揚重量が少なかったことが比較的大きく影響しました。

産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする価格指数を計算したところ、2014年の指数は69.4で、前年(63.3)を上回り、過去10年平均(77.7)を下回りました。近年の価格指数の低下にはフクラギ・マイワシなどの単価の低下が比較的大きく影響しています。

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