2015年11月27日金曜日

ズワイガニの水揚状況 (期間:11月6日~20日)

11月6日にズワイガニ漁が解禁されました。橋立港・金沢港・輪島港・蛸島港の解禁後15日間の水揚量は雄ガニ(加能ガニ):68.8トン、雌ガ二(香箱ガニ):103.1トンでした。

水揚量の前年同期比は雄ガニ:96%、雌ガ二:78%であり、雄は前年並み、雌は前年を下回りました。同過去5年平均比は雄ガニ:90%、雌ガ二:90%であり、雌雄ともに過去5年平均をやや下回りました。2013年および2014年には、雄ガニと雌ガ二の水揚量は増加傾向にありましたが、今期は雌雄ともに減少しました。

出漁隻日当たりの水揚量の前年同期比は雄ガニ:95%、雌ガ二:77%、同過去5年平均比は雄ガニ:91%、雌ガ二:87%であり、雌は前年および過去5年平均をやや下回っていますが、雄は前年および過去5年平均並みで推移しています。石川県の底びき網漁業者は、従来から保護区設定などズワイガニの資源管理を継続実施しており、一昨年漁期から雌ガ二の漁期短縮とミズガニの禁漁にも取り組んでいます。これらの取り組みが資源の安定に寄与しているものと考えられます。

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