2016年10月14日金曜日

調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:10月4日~10日)

調査船白山丸は10月4日から10日に大和堆周辺海域でイカ釣り操業を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は5.5~31.2尾でした。本調査の平均CPUEは15.0尾であり、前年同時期平均(15.2尾)とほぼ同じで、過去5年同時期平均(18.3尾)をやや下回りました。定点調査でないため厳密には比較できませんが、今期の大和堆周辺海域におけるスルメイカの分布量は過去5年平均をやや下回っていると考えられます。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は22.4cmであり、前年(22.5cm)と同程度で、過去5年平均(23.3cm)に比べて魚体は小さめでした。なお、今年度の白山丸によるスルメイカ漁場調査は今航海で終了となります。

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