2017年1月30日月曜日

定置網の年間水揚量のまとめ (期間:2016年1月~12月)

2016年の県内主要港(橋立港・金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港・松波港・宇出津港・七尾地区)の定置網による水揚げの概要は以下のとおりです。

水揚重量 2016年の水揚重量は21,680トンであり、前年(22,550トン)の96%、過去10年平均(15,820トン)の137%でした。過去10年平均に比べてマイワシ・サワラ・サゴシ・サバ・ガンドなどが多く、カタクチイワシ・マアジ・マルソウダ・フクラギ・ブリなどが少なめでした。昨年同様にマイワシの水揚量が多く、全体の水揚量を押し上げました。
水揚金額 2016年の水揚金額は44.8億円であり、前年(45.0億円)の100%、過去10年平均(41.7億円)の107%でした。ブリ・マアジなどが低調だったものの、マイワシ・サワラ・サゴシなどが好調であり、金額は過去10年平均並みでした。
産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする価格指数を計算したところ、2016年の指数は65.1で、前年(59.3)をやや上回り、過去10年平均(68.1)並みでした。スルメイカなどの単価が上昇したものの、マイワシ・サワラ・サゴシ・マアジなどの単価が低下しました。

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