2017年6月15日木曜日

調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:5月17日~25日)

調査船白山丸は5月17日から25日に能登半島沖から日本海中央部(大和堆南方海域)でイカ釣り操業を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は5.4~53.0尾であり、日本海中央部にスルメイカが広く分布していることが分かりました。本調査の平均CPUEは27.7尾であり、前年同時期平均(18.9尾)および過去5年同時期平均(21.2尾)を上回りました。定点調査ではないため厳密に比較できませんが、今年5月の日本海沖合のスルメイカの分布量は前年および過去5年平均を上回っていると考えられます。本調査で漁獲したスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は17.9cmであり、魚体は前年(18.7cm)および過去5年平均(18.5cm)より小さめでした。

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