2021年3月2日火曜日

スルメイカ稚仔調査の結果 (期間:2020年10月~11月)

■ 日本海に分布するスルメイカは主に秋頃に生まれ、翌年の春以降に漁獲されます。水産研究教育機構は孵化直後のスルメイカ稚仔(外套長1~3mm程度)の分布状況を調べるため、毎年秋に山陰から九州北西部の沿岸でプランクトンネットによ る採集調査を行っており、昨年10月から11月には合計79点で調査が行われました。
■ 調査点当たりの稚仔採集個体数は0.62尾と前年(0.27尾)を上回り過去10年平均(0.65尾)並みでした。採集個体数は過去10年平均並みであるものの、資源量の多かった2000年代前半より低い水準に留まっていることから、今後も資源動 向に注意する必要があります。

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