2021年3月30日火曜日

ズワイガニ漁のまとめ (期間:2020年11月~2021年3月)

■ 2020年漁期(昨年11月~今年3月)の 底びき網漁船による県内主要港(橋立港・ 金沢港・富来港・輪島港・蛸島港・鵜飼港) へのズワイガニの水揚状況は以下のとおり でした。
■ 2020年漁期の雄ガニ(加能ガニ)の水 揚量は157 トンで、前年( 178 トン) の 88%、過去5年平均(200トン)の79%でし た。2011年漁期以降、雄ガニの水揚量は 減少傾向にあります。2020年漁期の雌ガ ニ(香箱)の水揚量は80トンで、前年(83ト ン)の97%、過去5年平均(119トン)の 68%でした。今漁期は出漁隻日数が少なく 水揚量も少なくなりました。
■ 2020年漁期の雄ガニのキログラム単 価は5,766円で、前年(4,896円)および過 去5年平均(4,854円)を上回りました。雌 ガニの単価は4,034円で、前年(3,400円) および過去5年平均(2,619円)を上回りま した。2015年以降、雄ガニおよび雌ガニの 単価はともに高水準で推移しています。2020年漁期の総水揚金額(12.2億円)は前年(11.5億円) を上回り、過去5年平均(12.3億円)並みでした。
■ 本県の底びき網漁業者は資源を保護するために、雌ガニの漁期短縮や雄ガニ(ミズガニ)の禁漁 など資源管理に積極的に取り組んでいます。

0 件のコメント:

コメントを投稿