2021年10月1日金曜日

調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:9月7日~12日)

 ■ 調査船白山丸は9月7日から12日に日本海中央部(大和堆周辺海域)でイカ釣り調査を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は2.3~60.0尾であり、大和堆南西付近にスルメイカが多く分布していました。今回調査した日本海中央部の平均CPUEは21.4尾であり、前年同時期平均(17.4尾)および過去5年平均(15.7尾)をやや上回りました。定点調査ではないため厳密には比較できませんが、今期の日本海中央部のスルメイカの分布量は前年および過去5年平均をやや上回っていると考えられます。本調査のスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は21.0cmであり、前年(22.2cm)を下回り、過去5年平均(21.1cm)並みでした。




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