2021年11月2日火曜日

調査船白山丸のスルメイカ調査結果 (期間:10月5日~10日)

 ■ 調査船白山丸は10月5日から10日に能登半島沖から日本海中央部(大和堆周辺)でイカ釣り調査を行いました。スルメイカの分布密度の指標であるCPUE(釣機1台1時間当たりの漁獲尾数)は0.9~16.6尾であり、日本海中央部(操業日10月7日~8日)では比較的多く分布していました。日本海中央部の平均CPUEは13.2尾であり、前年(18.2尾)を下回り、過去5年平均(13.2尾)並みでした。定点調査ではないため厳密に比較できませんが、今年10月の日本海中央部のスルメイカの分布量は前年を下回り、過去5年平均並みと考えられます。本調査のスルメイカの外套長(魚体サイズの指標)の平均値は20.9cmであり、前年(22.4cm)および過去5年平均(22.8cm)よりやや小さめでした。なお、今年度の白山丸によるスルメイカ漁場調査は今航海で終了となります。



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