2022年1月28日金曜日

定置網の年間水揚状況のまとめ (期間:2021年1月~12月)

 ■ 2021年の県内主要港(橋立・金沢・富来・輪島・蛸島・鵜飼・松波・宇出津・七尾地

区)の定置網による水揚げの概要は以下のとおりです。

■ 水揚重量 2021 年の水揚重量は20,873トンであり、前年(22,176トン)の94 % 、過去10 年平均( 17,524 トン) の119%でした。過去10年平均と比較するとマイワシは195%で顕著な増加となっています。一方、ブリ、サワラ・サゴシ、フクラギ・コゾクラ、スルメイカなどは少なめでした。

■ 水揚金額 2021年の水揚金額は35.5億円であり、前年(35.6億円)の100%、過去10年平均(39.0億円)の91%でした。マイワシ、スルメイカなどが過去10年平均を上回ったものの、ブリ、サワラ・サゴシ、フクラギ・コゾクラなど多くの主要魚種の水揚金額が過去10年平均を下回りました。

■ 産地価格 水揚金額の多い上位40魚種について、1995年を100とする産地価格指数を計算したところ、2021年の指数は66.8で、前年(60.8)および過去10年平均(63.3)並みでした。過去10年平均と比較するとマイワシの単価は低下したものの、ブリ、サワラ・サゴシ、フクラギ・コゾクラ、スルメイカなど多くの主要魚種で単価が上昇しました。





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