2022年4月15日金曜日

寒ブリ漁およびフクラギ漁のまとめ

 ■ 今期(2021年11月~2022年3月)の定置網による寒ブリの水揚量は233トンで、前年(630トン)および過去10年平均(515トン)を下回りました。漁海況情報486号では、今期の水揚量を330トンで、前年、過去10年平均を下回るとしており、おおむね予想した通りの漁況となりました。今漁期は11~12月の水揚が少なく、1月以降にまとまった水揚が見られました。このような漁況となった要因としては、日本海北部の冬季の海水温が高く、寒ブリの南下が遅れたことが考えられます。

■ 今期(2021年10月~2022年3月)の定置網によるフクラギの水揚量は305トンで、前年(268トン)を上回り、過去5年平均(380トン)を下回りました。漁海況情報484号では、10~11月の水揚量を261トン、同487号では12~3月の水揚量を312トン(合計573トン)と予想しており、予想を下回る水揚げでした。



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